いきなりステーキに満を持して乗り込んだ男

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 はじめに

皆さんは、いきなりステーキってご存知ですか?

いきなりステーキは首都圏を中心に展開を始め今や全国各地に存在するステーキチェーン店です。

いきなりステーキ……。文字面だけ見ると「いらっしゃいませー!」と店に入るやいなやお客さんに向かってステーキをドーンと投げつけてくるような印象を与えます。

私自身、この文字面だけを見て店に入ったらすぐステーキが出てくるんだろうなぁ……。と思った次第です。

私がいきなりステーキに興味を持ったきっかけ

さて、そんないきなりステーキに私が興味を持ったきっかけについてお話しするとしましょう。

私は田舎民なので、都会で大人気な飲食チェーン店に強く興味を持っていました。

特に私が気になったのが、「ラーメン二郎*1伝説のすた丼屋*2そして「いきなりステーキ」です。

新潟には上記で紹介したお店が全て存在します。

私もラーメン二郎や伝説のすた丼屋には月に1回は通い詰めるほどのリピーターと言えます。

しかし、いきなりステーキに関しては今まで1度も行ったことがありませんでした。

いきなりステーキの敷居の高さ

いきなりステーキは私にとって敷居が高すぎました……。

まずステーキという庶民にはなかなか手の届かない食材であること、そして自分自身貧乏性な方であり、1000円以上の食事はなかなか手が出せない代物でありました。

私は働いていた頃に「いきなりステーキに行きたい」と思う事がありました。

ですが、貧乏性ゆえに中々手が出せず、結果的に職を失う羽目になってしまい、

それと同時にステーキという贅沢品に手を出せ亡くなってしまいました……。

その頃から自分は「働き始めたら必ずいきなりステーキを食す。」と心に決め、

生活をすることにしました。

そして思い続けておよそ1年半、ようやく私はいきなりステーキに行くという夢をかなえることができました。

私にとっていきなりステーキへの想いはいきなりではなく満を持してステーキというような感じでした。

満を持してステーキ

というわけで、いきなりステーキに満を持して乗り込んだわけですが、

事前に思っていた店員がいきなりステーキを投げつけてくるみたいなことはありませんでした。(当たり前と言えば当たり前だけど。)

注文はカウンターで行い、そこで肉の量とか量ってくれるみたいです。

そんで量った後しばらくしてからステーキがやってきます。(この時点でいきなりではない。)

あとはソースをかけたりしてお好みで食べるといった感じです。

今回私は事前準備をして乗り込み、無難にワイルドステーキを食しました。

味の方はもちろん美味しかったです。

満を持してのステーキということもあり、思わず涙が出そうになりました。

本当に今まで頑張ってきた自分へのご褒美という気持ちがいっぱいでした。

贅沢をしたな~とは思いましたが、その分割に合った時間と食事を過ごすことができました。

さいごに

いきなりステーキとラーメン二郎と伝説のすた丼屋……。

田舎の民としてこういった美味しい料理が近くにある都会の民は本当に羨ましいなぁと思います。

正直俺は都会に住みたい……。

 

*1:ラーメン二郎:首都圏を中心に展開をしているラーメン屋。野菜やにんにく、油といった食材の量を顧客が自らカスタマイズすることができ、コアなファンが多い。

*2:伝説のすた丼屋:首都圏を中心に展開をしている丼チェーン店。すた丼と称されることもある。すた丼の大きな魅力として10個貯めると並盛が無料になるスタンプカードがあり、二郎と同様にコアなファンが多い。