人生を変えたジャンルpart1:ファイアーエムブレム編

どうも、pira366です。(うるう年を考慮)

皆さんお元気でしょうか。

それにしても新型コロナウイルスの影響がここまで来ると本当に怖くなってきますね。

全国の小中高は一斉休校。

ディズニーやUSJなどといったテーマパークやレジャー施設、アーティストのライブは軒並み休止やら中止やら。

ティッシュペーパーやトイレットペーパーがデマ情報によりスーパーから消えたり。

そしていよいよ私が住む新潟にも新型コロナウイルスの感染が確認されたりと

未曽有の事態になっており、焦るばかりです。

そんな事態を見ていると私は3月という時期も相まってか2011年に起きた東日本大震災*1時の事と2011年度という私にとって大きな転機の事について考えます。

というわけで今回のブログでは連載企画として、「私の人生を変えたジャンル」について語っていこうかなあと思います。

恐らく私の事を古くから知っている人であれば「そんな話前にも聞いたよ!」なんて思うかもしれないですし、私自身も「この話何度もするの正直飽き飽き」って気分だったりしますが、

新規層が増えてきたことと、何らかの形で備忘録として残しておいた方が定期的に思い出せるだろうと思い、今回改めてブログにて書かせていただく形となりました。

今回はブログやTwitterで話題にしているファイアーエムブレムについて語っていこうと思います。

https://shiraponium-game.com/wp-content/uploads/2018/10/fe-logo.jpg

はじめに

(ここからは「だ・である」調で書きます。)

まずはじめに、皆さんは人生が変わったという経験をしたことがあるだろうか?

 何か新しい事を初めてみたり、運命の人と出会ったり、今まで興味の無かったジャンルの沼にはまってみたり……

そういった時に人は人生が変わったと感じると私は思う。

先日、私はNHKの番組「ねほりんぱほりん*2を見ていて、その時に、フィギュアスケート羽生結弦選手*3と出会って人生が変わった人が紹介されているのを見た。

そこに出ていた人たちは羽生選手のおかげでいきいきしており、中には海外まで応援に行くほどの熱狂的な人もいたという。

そんな番組を見ていて「人生が変わった」という誇張した表現を使うことがある私自身も共感する節というのが数多くあった。

というのも、現在一人暮らしを考えている私は、ファイアーエムブレムがやりたくて一人暮らしを始めようと考えるぐらいにはファイアーエムブレムというゲームに対し「人生が変わった」という強い人生経験を受けた過去を持っているからだったりする。

そこで今回は「人生が変わったジャンル」の一つであるファイアーエムブレムについて改めて語っていくことにする。

憂鬱の2011年

話は2011年にまで遡る。

当時の私というのは高校デビュー*4に失敗したこともあって

人付き合いというものに対して少々苦手を感じていた。

そこへ東日本大震災が襲い掛かり、毎日のように心配をする日々だった。

原発の事故とかAC*5のCMばかりが流れるテレビなどを見たりしては見えない未来に毎日怯えて暮らしていた。

そんな中で唯一話し合える友達がいたのだが、しつこすぎる絡みがきっかけで私のことなどあまり構ってはくれなかった。

やがていつしかその友達と話し合うにつれて、自分を相手するのに疲れてきたのか

「お前は気持ち悪いからもう二度と話しかけてくるな」ということで別れることになった。

その結果、私は友達を完全に失ってしまった。

孤独になり、自暴自棄に

友達を完全に失った私は、助けを求める場所や人を一切探さず、ただ一人悩みを抱え込んでいた。

そんな中私はネットとゲームに逃げ、その中で自暴自棄になってしまっていた。

そして私はいつしか「アニメ実況をするオタクは気持ち悪い」と発信するようになった。

このツイートをするに至ったきっかけというのは私がTwitterを始めたての頃、日曜5時になると「STAR DRIVER 輝きのタクト*6というアニメを実況するツイートで埋もれ始め、

そのアニメを見ていない私にとってTLが意味不明な状態に陥っていたことに対して友人に言ったら「お前のオタクは気持ち悪いな」と言われたことがあり、私を裏切った友人への報復に近い形で(自分はそうは思ってはいないにもかかわらず)「アニメ実況は気持ち悪い」というようになったのである。(ちなみに今私が実況ツイートをよくやったりするのもこの出来事がきっかけで改心したからだったりする。)

しかし、そうやって自暴自棄になっていて我を忘れているのも悪いと思い10月頃に「アニメ実況は気持ち悪いともう言わない」と宣言した時、とあるフォロワーさんが私を励ましてくれた。

この出来事が後にファイアーエムブレムと出会うはじめの一歩だったのである。

ファイアーエムブレムと出会う。

それからしばらくして、大学受験のシーズンが始まってくるにつれて

私は勉強をせず、お絵かきをしたりネットにはまりこんでしまう日々を送っていた。

そんなある日、私を励ましてくれたフォロワーさんがあるゲームの配信を行う。

それが「ファイアーエムブレム 烈火の剣

私としてはファイアーエムブレムというゲームはスマブラ等で知ってはいたものの、SRPGというジャンルに対しては取っつきにくさを感じており、やらず嫌いでいたのであるのだが(それこそFEはロスト*7の概念があるのでリセットゲーというイメージを持っていたりした。)

私はそのゲームの中であるキャラクターに萌えを抱く。

それが「ニノ」である。(画像はファイアーエムブレムヒーローズ*8のもの)

f:id:pira365:20200229201655p:plain

というのもその配信の中でニノに対して変なイメージを持たせていて

そのイメージというのが私が当時はまっていたムーミンリトルミイが登場する車のCMのイメージとちらつきそれがきっかけでニノというキャラクターに対して愛着がわくきっかけとなったのである。

そしてこの当時、SRPGというジャンルを毛嫌いしていた自分にとってFEとは異なるあるゲームと出会う。

そのゲームはモンスタードラゴン。

https://www.4gamer.net/games/141/G014143/20120117071/TN/001.jpg

スクウェア・エニックスがリリースしたブラウザゲームSRPGのようなユニットを動かして戦うゲームシステムにRTS*9の要素とTCG*10の要素を組み合わせたゲームでそのゲーム性が当時のブラウザゲームとしては画期的で受験生でありながらはまってしまった。(このゲームがきっかけでハースストーンでニノ名義を使うようになったりする。)

そしてこのモンスタードラゴンをやっていくにつれてだんだんとSRPGやFEに興味を持ち……

いつしかFEをやるようになったり、漫画の遊戯王の影響からFEっぽいという印象を持っていたTRPG*11にも興味を持ち、その興味がきっかけでボードゲームのサークルに入ってボードゲームに興味を持ち……

とまあファイアーエムブレムのおかげで色々な世界を見ることができたわけであります。

そういう意味でファイアーエムブレムは私に取って人生を変えたジャンルだと思っています。

おそらくあの出会いが無かったら私は今頃ファイアーエムブレムのために一人暮らしを……なんて考えていないですし。

SRPGというジャンルに一生触れずに人生を過ごしていたかもしれません。

人生何があるか分からないですね。

 

というわけでFE編はこれで終わり。

次回は「音楽ゲーム編」を予定しています。(書くかどうかは思い付きだったりするんだけど。)

 

*1:東日本大震災:2011年3月11日に発生した東北地方を中心としたマグニチュード9.0の大地震。この地震に伴って福島第一原子力発電所での事故も発生し未曽有の大災害となった。

*2:ねほりんぱほりん:NHKEテレにて放送中のトークバラエティ番組。人形劇調のテイストのキャラクターが毎回テーマに沿ったゲストから根掘り葉掘り聞きだす。テーマの内容としては「インフルエンサー」や「元薬物依存症」などなど幅が広い。

*3:羽生結弦フィギュアスケーター。読み方は「はにゅうゆづる」ソチ五輪、平昌五輪にて金メダルを獲得している。

*4:高校デビュー:高校に入学した途端にイメージチェンジを行う人

*5:AC:公共広告機構。不祥事や災害などといった不慮の事態等によりCMが放送できない場合差し替えで広告を出す。東日本大震災時には「あいさつの魔法。」のCMにおける「ポポポポーン」のフレーズが話題になった。

*6:STAR DRIVER 輝きのタクト:2010年の秋ごろにTBSにて日曜5時に放送されていたアニメ。スタドラ。ツナシ・タクトが青春を謳歌するために綺羅星十字団と戦うアニメ。

*7:ロスト:ファイアーエムブレムでは死んだ仲間は生き返らないことで有名。近年の作品では倒れた仲間が次の章にて復活する「カジュアルモード」が存在する。

*8:ファイアーエムブレムヒーローズスマートフォン向けに配信されているファイアーエムブレム

*9:RTSリアルタイムストラテジー。リアルタイムに進行する戦略ゲーム。

*10:TCGトレーディングカードゲーム。専用のカードを用いて対戦するカードゲーム。「マジック・ザ・ギャザリング」や「遊戯王オフィシャルカードゲーム」なんかが有名。デジタルだと「ハースストーン」や「シャドウバース」とか

*11:TRPGテーブルトークRPGゲームマスターやプレイヤーと対話を行い、役割を演じるゲーム。コンピュータRPGの祖ともいわれており、「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」といった所謂コンピュータRPGゲームマスターに該当する部分をコンピュータが代わりに行っている。