part2です。
part1↓
はじめに
ということで今回の人生を変えたジャンルの紹介は「音楽ゲーム」(略して音ゲー)
皆さんは音ゲーと聞いて何を思い浮かべるだろうか?
おそらく多くの人が真っ先に思い浮かべるものと言うと
現に私も小学生時代に初めて太鼓の達人と出会った時はかなり衝撃を受けた。
宮川大輔ばりにお祭りが好きだった私は「世の中にはこんなゲームがあるのか!」とも思ったし、デパートのゲームセンターに置かれている筐体を見ては子供ながらにやってみたいと思う事も多々あった。
やがて私はPS2向けに発売された家庭用の太鼓の達人を遊ぶようになり、コントローラーで2000シリーズ*2をクリアしたりフルコンボ*3を埋めたりなんかして遊んだりしていた。
とまあ音ゲーと言われるものは小学生時代から太鼓の達人だけはやっていた私だったのだが、近年ではKONAMIのBEMANIシリーズ*4なんかをメインにやっていたりする。
今回のブログでは私とBEMANIシリーズとの出会いを中心に語っていく形になる。
これも前回のFE同様何度か話をしたことのある内容だと思うが、備忘録的な感じで残しておこうと思い書くことをご了承願いたい。
それでは始める。
Evansの衝撃
FE同様これまた話は2011年に遡る。
その当時ニコニコ生放送*5にはまっていた私はニコ生クルーズ*6という公式が配信するサービスである生放送を見つける。
それはリコーダーの演奏をメインとする配信であった。
この当時と言えばいわゆる「演奏してみた」や「歌ってみた」などといった「やってみた」系の動画が人気を集めていた頃であり、演奏を生配信する人というのもいた。
こういった楽器を演奏してみた系の動画ではピアノを演奏する人の方が多いと思われがちな中、リコーダーという小学生時代に誰もが通ってきた楽器を手に演奏するその姿を見て「敷居が高いピアノと違って、リコーダーの演奏であれば自分でもできるんじゃないか」という思いと「リコーダーの演奏というニッチなジャンル」に興味を持ち、私はその人の配信の固定リスナーになっていく。
そして私はある一つの曲と出会う。
それが「Evans」であった
jubeat*7という音楽ゲームの曲で私はその曲のかっこよさにひかれ、いつしかYoutubeで原曲を聴くようになっていった。
その辺りからEvansを作曲したDJ YOSHITAKA氏の楽曲に興味を持ち始め、jubeatに収録されているALBIDAやFLOWERなんかも聴き始めて自然と音ゲーの曲をたくさん聞くようになった。
そしてDJ YOSHITAKA氏の楽曲以外の音ゲー曲をフォロワーとかから教えてもらったりしてjubeatというゲームに対して興味を持ちはじめていた。(「I'm so Happy」とかその当時のjubeatを代表する曲はほとんど聞いていたと思う。)
そしてそういうのもあってゲーセンに行きたいという感情になったかと言われると、
自分は田舎に住んでいる人間なので、その当時はゲーセンに行きたいという感情は一切無かった。
俺より強い奴に会いに行く
しかし、私にとって転機が訪れる。
高校2年の夏に私はたまたまラウンドワンへ遊びに行った時、太鼓の達人が上手い人に出会った。
太鼓の達人についてはPS2でものすごく遊んでいたので一般の人以上にうまい方ではあるが。(夏祭りの鬼がフルコンできるとか紅*8の鬼がクリアできるとかその程度だけど。)
そういった人を見て自分自身も「上手くなりたい」という感情が芽生え始めていた。
まさに「俺より強い奴に会いに行く」*9そんな思いでゲーセンを探すことにした。
とはいっても田舎は田舎。ゲーセンなんて見つかるわけはないだろうと思いながら過ごしていたのだが、
私の中学時代の知人にチャリで片道1時間かけて学校に通っていた人がいたことを思い出し、
その人が住んでいる地域にゲーセンがあったことから「もしかしたら自分もチャリで1時間かけてゲーセンに行けるんじゃね?」との思いでそのゲーセンに向かうことにした。
そしてそのゲーセンの中に太鼓の達人があったのだが、まさかのjubeatも置いてあって「これがjubeatか!」って思いカードを買って親に内緒で遊んだ。
それからは小遣いの範囲でjubeatを中心に遊ぶようになって、
受験が近づくにつれて片道1時間かけてゲーセンに行くのはやめ、大学に入って復帰した。
現在
それから今ではチャリでゲーセンに行くよりかは電車で新潟方面に向かった時に暇なときに遊ぶ程度になっている。
かつては1日に10クレとか使うのは当たり前だったんだけど3クレ遊んだらもういいやみたいになっていたりする。そのぐらいjubeatに対するモチベーションが低下している。
最近はbeatmaniaⅡDX(通称弐寺)*10を中心に遊んでいたりするんだけど、段位差別を受けた経験とかもあって人がいる時にはやるのに抵抗があったりする。
あとは時間と金を大事にしようと思いゲーセンに滞在する時間はせいぜい1時間~1時間半ぐらいにはなっている。
とはいえ音楽ゲーム特にBEMANIシリーズの音楽はどれもかっこいいので、興味があったら一度は遊んでみて欲しい。
人生が変わるとは大げさかもしれないが、新たな世界が開けると思う。
part2「音楽ゲーム編」終わり
part3があるかどうかは分からないけど、フリースタイルダンジョンか森博嗣の話をしたい。
*1:太鼓の達人:バンダイナムコエンターテインメントより開発された和太鼓を模した音楽ゲーム。音符に合わせて太鼓を叩くというシンプルなゲーム性が人気を博し、ゲーセンの音ゲーの中では一般に馴染みが深いゲームであると思っている。
*2:2000シリーズ:「さいたま2000」から始まる曲名に「2000」と付く楽曲。太鼓の達人においてはボス曲の立ち位置であることが多い。
*3:フルコンボ:音ゲーにおいて一度もミスをすることなく演奏をすること。
*4:BEMANIシリーズ:「beatmania」を始めとするKONAMIが制作した音楽ゲームの総称。
*5:ニコニコ生放送:ドワンゴが提供するライブストリーミングサービス。2008年よりユーザーによる生放送を開始。現在主流となっているYouTube Liveがそれからおよそ10年で一般になったことを考えると当時としては画期的なサービスだったといえよう。
*6:ニコ生クルーズ:ユーザー生放送をランダムに巡回するサービス。面白い生配信を探す暇潰しにはなった。
*7:jubeat:2008年に稼働開始したKONAMIの音楽ゲーム。4×4の16のパネルをもぐらたたきの要領でリズムに合わせて叩いていく。その当時の音楽ゲームというのは音符が上から降って来たり横から降って来たりというものが多かったが、このもぐらたたきのようなシステムは音ゲーが苦手の人でも楽しめ、斬新だった。
*8:紅:X JAPANの楽曲。「べに」ではなく「くれない」太鼓の達人においては初の最大コンボ数999コンボを記録した曲である。私は太鼓で紅を知った口だったりする。
*9:俺より強い奴に会いに行く:カプコンの対戦格闘ゲーム「ストリートファイターⅡ」のキャッチコピー。主人公のリュウは強い奴に会いに世界を駆け巡る。
*10:beatmaniaⅡDX:1999年に稼働開始したKONAMIの音楽ゲーム。7つの鍵盤と1つのターンテーブルを利用してDJシミュレーションを行う音楽ゲーム。今年の夏には音楽ゲームとしては初となるプロリーグの開設も予定されている。