人生を変えたジャンルpart4:読書編

part4です

前回↓

 

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 はじめに

私がはまっている沼を紹介するコーナー。人生を変えたジャンル。

第4回となる今回は何度か人生を変えたと公言する「森博嗣」を紹介しようと思ったのだが。

実は森博嗣については何度かブログで紹介していたりする。

 

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そういったことも踏まえ今回part4を書くにあたって、改めて森博嗣を紹介するよりかは読書というジャンルに幅を広げて書いた方がいいと思い、今回読書編として書いていくことにする。

 

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私と森博嗣

とはいっても森博嗣については少しだけ解説をしたいと思い、まずは森博嗣について語る。(私が森博嗣を読み始めたきっかけについては前述のブログを参考にしていただきたい。)

森博嗣は1957年生まれの小説家にして元名古屋大学助教授。小説のジャンルとしては主にミステリィやSFが多く、彼の作品は理系ミステリィの金字塔と呼ばれることも多い。

森博嗣氏の本は2018年頃から読み始めていて

すべてがFになる」からはじまるS&Mシリーズ

映画化もされたスカイ・クロラシリーズ

黒猫の三角」からはじまるVシリーズ(最近全部読んだ)を読んでいる。

小説だけを読んでいるのかと言われると実はそうではなく、

新書に関しては「孤独の価値」「読書の価値」「集中力はいらない」(集中力はいらないに関してはブログで紹介した。)を読んでいる。

とまあこう書くと森博嗣しか読んでいないと思われがちだが、

本に関しては小説から新書、実用書、ビジネス書、自己啓発本などなど幅広く読んでいる。

私の読書歴

それでは、ここからは私の読書歴について語っていく。

私が人生で読書をしていた時期というとおそらく中学生ぐらいが始まりだったと思う。

その頃は朝読書の習慣があったことやライトノベル*1にはまっていたこともあって沢山読んでいた。(沢山読んでいた事もあって、葛飾北斎の赤富士が書かれたブックカバーを貰ったこともあった。今は無いが。)

その当時自分がはまっていたものと言うと海堂尊の「チーム・バチスタシリーズ」*2ライトノベルとして代表的な「涼宮ハルヒの憂鬱*3なんかを朝の読書時間に読んでいた。

特にライトノベルをよく読んでいたイメージがあって、モンスターハンター*4のノベライズとか読んでいたのを覚えている。(氷上慧一作の)

あと中学時代にはまっていたのが、イミダス現代用語の基礎知識

中学時代は辞書をよく読んでおり、広辞苑でえっちなワードを調べたりするぐらいには辞書をよく読んでいたイメージがある。

 現代用語を辞書としてまとめたこれらの本は、辞書にはまっていた私にとってポップカルチャーや社会情勢を振り返るのに役に立った。

自己啓発本との出会い

 しかし、高校に入るにつれて読書をする時間というのは無くなっていった。

学校の図書室とかに入ることはあっても、本を借りて読むことは無かった。

その頃の自分は毎日のように新聞を読んだり、何故か図書館に置いてあった漫画をよく読むようになった。(特に読んでたのが「花もて語れ」*5と「銀の匙*6

そして高校に入ってから人付き合いが上手くいかなかった私はここで初めて自己啓発本と出会う。

最初に出会ったのがD・カーネギーの「道は開ける」

父親に「これ読んでみたら?」みたいな感覚で渡されたその本は、

当時の私には読むのが非常に大変だった。(200ページぐらい読んで挫折した。)

それからしばらくは私は本を読まなくなった。

ゲームを断つ

 それから高校大学と進むにつれて本を読む機会は無くなり、ゲームをする時間が増えていった。

そしてゲームのやりすぎで生活に支障をきたして、会社をクビになったり就労移行支援に行きながらもゲームに一日を費やすぐらいにのめり込んだりととにかく生活に支障をきたすぐらいにはゲームにのめりこんでいた。

そんな様子を見て、このままでは生活が危ないと両親や支援員の方々から助言を頂き

・一般常識を身につける

・仕事に就く

・自律を目指す

この3つを目的として私はしばらくゲームとネットを断つことにした。

しかしいきなりゲームとネットを断つことに対して私は「暇になるのではないか?」という疑問が浮かんだ。

というのもクビになった1か月間くらい何もする気が起きなくて結局ネットを見る日々が多かったのだ。

その間に道は開けるとか自己啓発本を読んだりはしていたのだが無理やり読まされている感が強くて自分から読もうという意識が無くダラダラ読んでいた。

それくらい本を読むことに対しては抵抗があった。

そんな抵抗がありつつも私は親から樺沢紫苑の「絶対にミスしない人の脳の習慣」というものを読んでみることにした。

しかし読んでみると結構すらすら読めた。

印象に残ったこと、要点をまとめる

それからはとにかく実用書を中心に読み始めて、印象に残ったことはメモをするようにした。

あの当時の自分に必要なことは本から得た情報を実践すること。そう思ったのである。

そして本から情報を得ることによって知識が広がり、論理的思考力がだんだん身についていくことを実感した。

伝えたいことを整理する力が昔に比べて身につき、建設的に物事を考えることができるようになった。

これは日頃から週刊でブログを書いている事にも影響しているのかもしれないが、本を読んでからだんだん論理的に物事を考える力が付いたと思う。

そしてこれが私の大きな強みになっていると感じてはいる。(とはいっても拙い文章になってしまうことはあるが。)

現在

今では森博嗣を始め小説を読む機会が多く、実用書よりかは小説の比率が多いと感じている。

実際読みたい本が多く時間が無かったりしており実用書を読む機会というのは少なくなってきている。

さいごに

若者の読書離れが叫ばれるこの世の中ではあるが、読書は思考力が身につく趣味だと思う。

いきなり難しい本から入るよりまずは200ページぐらいの軽い小説から入るのがいい。

あとは興味を持ったジャンルについて書かれた本を読み始めてみるのもいい。(ゲームが好きならば、プロゲーマーのウメハラ*7氏が書いた新書とかときど*8氏が書いたものとかを読んでみたり)

 そこで本を読む力を身につけてから自己啓発本やビジネス書などといったレベルが高いものを読んでいくのがいいだろう。

そしてそれらの書から人生を変えるヒントを得て自分を成長させていくことが大事だと私は考える。

なので簡単なものでいいから本を読み始めてみよう。

次回以降について

以上で読書編は閉めさせていただく。

これにより、私がこの企画を始めた時に紹介したかった人生を変えたジャンルについてはすべて紹介した。

しかし、もう少しだけ続けようと思う。

この企画を始めてしばらくして私は「自分がハマっているもの(マニアックなもの)を人に薦めるのはなんて楽しいのだろう。」と感じることが多かった。

実際、「〇〇で人生が変わった」と語る人のジャンルに対する熱量というものはただものでは無く、

語らせたら私のように何時間も長々と早口で語り続ける人が沢山いる。

そういった人達の熱量に魅了され、「私もハマってみたい!」と感じる人が現れることを私は期待している。

そういうわけでもうしばらく続けていくのだが、これ以降に紹介するジャンルは人生が変わったというほどのものではないということをご了承願いたい。

あくまでも私が好きなものでややマニアックなものを紹介して沼にハメようというのがこの企画の趣旨だったりするので。

次回以降はまだ決まっていないが、コロナウイルスが終息しない限りこんな調子のブログが続くとは思う。

part5以降も期待して待っていて欲しい。

 

 

 

*1:ライトノベル:青少年を対象とした小説。ラノベ。挿絵が入っていたり、登場人物や世界設定が漫画にやや近いものが多い。

*2:チームバチスタ・シリーズ:「チームバチスタの栄光」から始まる海堂尊のミステリー小説の総称。架空の都市である桜宮市の「東城大学医学部付属病院」を舞台に不定愁訴外来の講師・田口公平と厚生労働省大臣官房秘書課付技官の役職に就く役人・白鳥圭輔が院内で起こる事件に立ち向かう。

*3:涼宮ハルヒの憂鬱:ただの人間に興味の無い女子高生涼宮ハルヒと普通の男子高校生キョンを取り巻く非日常SF小説ライトノベルと言ったらハルヒの名が上がるくらいラノベの中で知名度が高い。

*4:モンスターハンター:2004年よりカプコンから発売されているハンティングアクションゲーム。モンハン。複数人による協力プレイが人気を博した本作は、PSPで発売された「モンスターハンターポータブル」シリーズのヒットにより、PSPの看板タイトルとなる。

*5:花もて語れ:片山ユキヲによる名作文学の朗読をテーマとした漫画。

*6:銀の匙:「鋼の錬金術師」の作者として知られる荒川弘による農業高校を題材とした漫画。漫画家でありながら酪農家である自身の経験が多く反映された内容となっている。今年の2月に最終巻となる15巻が発売された。

*7:ウメハラ:日本のプロゲーマー。本名「梅原大吾」。ストリートファイターシリーズで実績を残しており、「世界で最も長く賞金を稼いでいるプロゲーマー」としてギネス認定されている。

*8:ときど:東大卒の日本のプロゲーマー。ウメハラ同様ストリートファイターシリーズを始めとする格闘ゲームで実績を残している。