piraです。
8月10日。気が付いたら一人暮らしをしてもう1か月がたっているんですね。
家事も板についてきましたし、だんだんMOTHERに近付いてきていると感じる今日この頃です。
さて、そんな我が家なのですがこの度新しいお友達がやってきまして
叡智溢れるブログにしていくにはドクペを飲みながら書くのがいいと思ったので箱買いしてみました。
本題
さて、選ばれしものの知的飲料を飲みながらお届けする今回は、「チーズ牛丼とオタクの容姿」についての話をします。
チーズ牛丼とは、どこにでもいるような顔をした人が「三種のチーズ牛丼特盛に温玉をトッピング」という注文をしている画像から生まれたネットスラングです。(あまり載せたくないので画像は各自で調べてください。)
この画像は割と昔からあったそうで、作者が自虐的に描いた自画像だと言われています。
それがここ最近になって、オタクの間でこのチーズ牛丼の画像が自虐のネタとして使われ始めるようになりました。(ちなみに俺的流行語大賞2019にもチーズ牛丼はノミネートされていたりします。)
そして、チーズ牛丼(略してチー牛)はオタクの顔に対する蔑称となりはじめて、ちょっと前にセガの偉い人が「チーズ牛丼食ってそう」って言ったことが炎上して話題になっていました。
昔から顔を否定されてきた私はこのチーズ牛丼の画像を見たときに自分の容姿を否定されているように感じてきてしまっていつしかチーズ牛丼の画像を見ることに対して嫌気が出てきていました。
発達障害者の容姿
このチーズ牛丼というワードが蔑称として広まった経緯というのも正直頂けないなと思っていて、実は最初はオタクへの蔑称として使われたわけではないんですよね。
というのもこれは2chのスレにおいて「就労移行支援事業所*2を利用している人の顔はみんなチーズ牛丼」という書き込みがきっかけだと言われています。(ピクシブ百科事典にも経緯として紹介されています。)
実際この事実、通所経験のある私から言わせてもらうと否定はしないし、なんなら私もチーズ牛丼顔なのですが明らかに差別的なんですよね。
まず、社会復帰しようと訓練している人達に対して失礼だしそれこそ容姿を気にしている人だっているわけで、発達障害でチーズ牛丼食ってそうなオタクとかアニメイト*3で買い物したことないのにアニメイト行ってそうとか言われるとpiraの呼吸・弐ノ型「憤怒」とか思っちゃうわけですよ。
とは言うものの当時の反響ではネットの発達界隈では画像を見て同じだと思う人は多かったみたいです。
そしていつしかオタクや発達障害者を指すワードとして「チーズ牛丼」が使われ始めて
一般に浸透してしまった今となっては嫌だなと感じたりします。
オタクの容姿
しかし、チーズ牛丼についてじっくり考えてみると「オタクって結構容姿を自虐するよね」と思ったりもしています。
例えば少し前に「オタクはチェック柄のシャツを着がち」というのが話題になりました。
その時もチーズ牛丼のように容姿を気にしがちな私は「チェック柄のシャツあまり着たくないなー」とか思ったりもしましたが、チーズ牛丼ほど蔑称として使われずオタク同士が自虐として容姿をネタにしていたような気がします。
そして容姿とは関係ないですが、魔剤*4やストロングゼロ*5を飲んで二郎を食べて優勝みたいな他所から見たら「キモッ」って思うようなオタクの姿も、オタク同士で使いあっていたからこそ面白みがあったと思います。
しかし、オタク同士の自虐として使われていたチーズ牛丼も全くの他人から容姿の否定として使われ始めるとなると怒りたくなります。
それこそオタクや発達障害者への差別的表現となってしまったのはちょっと考え直してほしいなと思っています。
最後に私はチーズが苦手なのですき家に行くと大抵普通の牛丼の大盛かキムチ牛丼を食べるんですけどね。
今回のブログは以上です。ありがとうございました。
予告
新型コロナウイルスが蔓延するこの2020年。
やらなければならないというテレビ局の謎の使命感の下
今年もあの夏がやってくる。
弱きものに目を向け、情けをかける者……
その一方で感動、努力といったワードに対し悲鳴をあげる者……
ドクペを飲みながらpiraはその先に何を見るのか。
次回「夏の終わり2020」
この次も、サービスサービスゥ♪