人生を変えたジャンルpart17:ポケットモンスター編

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1996年2月27日──

ゲームボーイ用ソフト「ポケットモンスター赤・緑」が発売された。

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その当時、ゲームボーイは発売から7年近くの時が経っており、

ゲーム機としては衰退期に入っていた──

しかし、この2つに分かれたゲームがゲームボーイ市場を復活させるほどの社会現象を起こし、後に世界的に有名となる電気ねずみを生み出すことになることはその当時、誰も知らなかった。

 

というわけで今回紹介するジャンルは「ポケットモンスター」ちぢめて「ポケモン」である。

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赤と緑という2つのバージョンに分かれた本作は、2バージョンという特色を生かし、それぞれの作品でしか出ないポケモンや、通信機能を利用した対戦をはじめ、通信交換や通信によって進化するポケモンなど、ポケモン以前には意識されていなかったゲームボーイの通信という機能を生かし瞬く間に社会現象を起こした。ねずみポケモンピカチュウをはじめとする多くのポケモンは今の多くのポケモントレーナーに愛され、赤緑以降も新作が出てはハードを支えるソフトとなっている。

そして今年、ポケモンシリーズは誕生から25年の節目を迎えることになる。

私自身もポケモンシリーズを振り返った際、ポケモンと人生を共にした時間が長かったように思える。(とは言うものの最新作であるソード・シールドは余裕が無くて遊んでいないのだが。)

 今回も私とポケモンの出会いを始め、好きなポケモンシリーズやポケモンの対戦を意識し始めた頃の話とか色々語っていこうと思う。

ポケモンとの出会い

私とポケモンの出会いはおそらく幼稚園ぐらいの頃だったと思う。

その頃、兄弟でゲームボーイカラーを買うことになり

その際にソフトを兄、私、弟の3人でそれぞれ選ぶことになった。

しかし、私はその当時あまりゲーム自体に興味を持っていなかったようであり、兄が「ポケモンカードGB*1を、弟が「ポケットモンスターピカチュウ」を選ぶ中で私は「テトリス」を遊んでいた。

 そんなわけで兄弟がポケモンに夢中になっている中テトリスで遊んでいた私だが、ポケモン自体はゲーム以外のところで目にする機会はあり、ピッピやライチュウの指人形を買ってもらったような記憶がある。

本編を遊ぶようになるまで

それから私がポケモン本編を遊ぶようになるのはルビー・サファイアになってからだった。

ゲームボーイアドバンスの購入と同時に兄弟でルビーとサファイアを別々に買って、弟とサファイアを一緒に遊んでいた記憶がある。

その当時はRPGに苦手意識があったこともあり、複雑なポケモンのタイプ相性を意識せず、ただ御三家のバシャーモと伝説のポケモンカイオーガばかりレベルを上げてごり押ししていたせいで四天王が倒せずにいたぐらいポケモンが下手だった。

 HGSSでの復帰、そしてBWとの出会い。

やがてポケモンもDSでダイヤモンド・パールが出る頃になると、当時小6だった自分にとって「ポケモンは子供の遊び」だと考えるようになっていてポケモンから離れるようになった。

それからポケモン本編を遊ぶようになるのはプラチナになってから殿堂入りまでちょこっと遊ぶようになるぐらいだった。

この頃にプラチナを遊び始めた理由としてプラチナはダイヤモンド・パールのマイナーチェンジ*2でありながら今までのマイナーチェンジとは異なるストーリーの追加要素やギラティナの登場する「やぶれたせかい」がこれまでのポケモンシリーズには無かった立体的要素を取り入れたマップであり面白そうだと感じたからである。

実際このプラチナはポケモンシリーズの中でもストーリーを周回するぐらいには楽しんでいた。

しかし、私がポケモンシリーズに対してはまり込むようになっていったのは金・銀のリメイクにあたる「ハートゴールドソウルシルバー」(HGSS)からだった。

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ポケモンシリーズの中でも最高傑作と呼ぶ人も多い金銀のリメイクは、ポケモンガチ勢に関わらず多くの人が熱狂したように思われる。

実際私もその一人だった。

この頃からポケモンに復帰した自分はインターネットや友人からポケモンの対戦の奥深さについて聞くことになる。

所謂「個体値種族値努力値」を知るのもこの辺りだった。

しかし、その当時の自分はそれらの単語は知っていても実際それが具体的にどういったものなのかは理解できていなかったし、ひたすら卵を孵化し続けたりなんてことはしていなかった。(まあしていなかったかと言われるとBW発売が迫ったころにようやく理解して͡コガネロードを往復してた記憶はあるが。)

そしてその翌年に「ポケットモンスターブラック・ホワイト」(BW)が発売される。

HGSSからおよそ1年というスパンで発売された本作は、情報が出るたびに「これまでのポケモンとは大きく違う」と思ってしまった。

というのも今までのポケモンシリーズに対する子供向けのイメージを払拭すべくなのか、BWは大人もややターゲットにしているのではないかと思い始めたからである。

このBWからメッセージに漢字が選べるようになり、私はこのシリーズ以降は漢字で遊んでいたりする。(中には漢字はポケモンのイメージに合わないと感じてひらがなカタカナのみで遊ぶ人もいるみたいだが。)

そして何よりストーリーがこれまでのポケモンより重厚に感じた。

ストーリーが後半に進むにつれ、ダイヤモンド・パール以前のポケモンとは全く異なる物語展開をしていく。

おそらくポケモンシリーズの中でも良い意味でポケモンのイメージをぶち壊したストーリーだと今でも思っているし、ストーリーにおいてはBWがポケモンで一番好きだと思う。

そしてこの頃から対戦も始めた。

とは言っても好きなポケモンで遊ぶぐらいだったので、気になったポケモンを育成するぐらいでパーティー全体を意識した構築や環境を意識した調整等はしていなかった。

それ故にポケモンはそこまで強いわけではないし、私が最後に遊んだサン・ムーンもカプ・コケコとか育成したりはしてたけど、それほど対戦をしていたかというとそうでも無かった気がする。(ウルトラサン・ウルトラムーンが出る頃に会社辞めて、ポケモンから離れたというのもあるが。)

だがそれでも自分の好きなポケモンを使っての対戦は楽しかった。

今となっては対戦にかける時間が無いが、レンタルパーティー等対戦だけを楽しむ手段はあるのでもし仮にポケモンの対戦を遊ぶとするなら育成に時間かけることは無くなるだろう。

まとめ

ということでポケモン編、いかがだっただろうか。

発売から25年という時が経った今でも世代を超えて愛されるポケモン

RPGとしてのゲーム性、交換や対戦といったゲーム要素だけでなく、

アニメやキャラクターとしての幅広い人気など今もまだポケモンは人々を熱狂させてくれる。

私は今はアニメでしかポケモンを楽しんでいないのだが、これからもポケモンが末代まで盛り上がり続けることを願っている。

 

*1:ポケモンカードGB:1998年にゲームボーイカラーで発売された「ポケモンカード」を題材としたゲーム。ポケモンカードが大好きな少年パークが「伝説のカード」を求め、島にある8つのジムにポケカで挑むなど本編さながらのストーリー性があったりする。カード裏が古かった時代のポケモンカードを200枚近く収録している。

*2:マイナーチェンジ:ポケモンシリーズには後発となるバージョンにおいて一部追加要素が加わるタイトルがある。代表的なものとして赤・緑に対する青、金・銀に対するクリスタル、ルビー・サファイアに対するエメラルドなど。第5世代となるブラック・ホワイトではマイナーチェンジとしてグレーが出るかと騒がれたが、「ブラック2・ホワイト2」という2バージョンかつ続編という予想の斜め上の展開が行われ、ファンに衝撃を与えた。