前回↓
前回のあらすじ
「現実から逃げたい。」と思って旅行を計画。
しかし新型コロナウイルス感染症等の観点からあまり遠くへはいけないと考えたpiraは神の啓示を受けるため、弥彦へと向かう。
そして弥彦山のてっぺんにある御神廟でご利益を願ったのであった。
おもてなし広場
昼食は下山してから食べました。
昼食は私が以前行った時にはなかったおもてなし広場という場所でうどんを食べたんですが、どうやら弥彦と交流のある琴平村の讃岐うどんが使われているそうです。
こうやって村同士の交流もあるわけなんですね。なんだか心が温まります。
そうしておもてなし広場を回っているんですけどここは無料の足湯と手湯のエリアがあり、弥彦に来た人たちの日々の疲れを癒す休憩スペースとして利用されています。
今はコロナ禍ということもあり、密を避けた利用が求められるわけなのですが、こうして観光客向けの施設が弥彦にできたということは弥彦村を楽しむという点で良いことだと思いました。
クレカのトラブル
おもてなし広場を出ては弥彦公園を少し歩き、コンビニへ行って、禁止しているはずのモンスターエナジーを買って飲もうと思ったのですが、ここでトラブルが発生しました。
というのもポイントを貯めようと思って出そうとしたクレカが財布に入っていなかったんです!
心当たりがあってクレカを置き忘れた場所は覚えていたので何とか取りに戻りましたが正直不安でしたね。もう旅の間ずっと不正利用の事とクレカの事ばかりが頭に浮かんで、脳死でずっとピクロスをやっていたことしか記憶にありません。
さいわい、クレカに関しては無事手元に戻りましたし不正利用の痕跡は無かったので一安心なのですが思わぬ事態でクレカを無くしたことで少々焦りました。
再発防止のため、ポイントを付けてもらったら真っ先にしまうことにします。クレカは貴重なものなので。
旅の終わりとしゃぶしゃぶの夜
そうしてなんとかクレカを回収した私は弥彦からラウンドワンへと向かうことになりました。
ラウンドワンへ来た理由としてまあゲームをやるためなんですが、
毎回の旅行のやっていることがあり、それをやるためだけにわざわざラウンドワンへと向かったわけです。それは「旅の終わりと祝祭の夜」です。
いやーこの曲良いんですよね。ケルト調*1の音楽で。何よりSHAMDELさんの曲は結構好きで聞いてたりするんですけどこの曲は祭りのような高揚感と旅の終わりという哀愁が漂う感じがたまらないです。
そして夕食として一人しゃぶ葉へと向かいました。
最近知ったんですけどしゃぶ葉って「しゃぶば」じゃなくて「しゃぶよう」って読むんですね。ただ私としてはしゃぶばの方がしゃぶしゃぶをする場所という印象が伝わるのでしゃぶばって言い続けたいと思っています。
まあそれはおいといて、実は私はしゃぶ葉は行くことはおろか生まれてこの方しゃぶしゃぶというものを食べたことが無かったので正直「これで本当にいいのだろうか?」と若干疑心暗鬼になりつつ肉をしゃぶしゃぶしました。
そして某ツイッタラーが美味しいと口にしていたわかめご飯を食べながら酒を飲んだりしていたわけなのですが、
ドリンクバーを見てドクターペッパーがあることにびっくりしました。
「しゃぶ葉に来れば無限にドクペが飲める。」これは衝撃ですよ。
肉もたくさん食べ、フィナーレの雑炊も美味しく頂き満足して家に帰りました。
魔法みたいな一日
帰路に付くと私自身「なんだか魔法にかけられたような一日だった」と思いました。
なんというか弥彦を中心に新潟を一日かけてかなりの大移動をした旅で、県外へ行ったというわけではないにしてもかなり有意義な時間を過ごせたと思います。
「現実から逃げたい。」そう思った理由としてまず自分自身が今直面しているものを受け入れることに辛さを感じていたからです。
私は今年で27になります。何かと考える時期にあります。
そしてそこには辛いことや苦しいこともたくさんあり逃げたいと思うこともたくさんあります。
でもそんな現実においてもあの魔法の日のように楽しいことって沢山あるわけで、
辛い、苦しいと嘆くときに「なんで落ち込んでんだよ。楽しいことはいくらでもあったし、これからもあるだろ。」と背中を押してくれる1日にできたと思います。
こうした魔法のような一日を過ごすにあたって、私は去年の年末にNetflixでたまたま見たBUMP OF CHICKENのAurora Arkのライブにおけるボーカルの藤原基央さんのMCを思い出しました。
辛く苦しいことがあったとしても楽しいこと頑張って生きたということ、それが遠い未来、時間と距離を飛び越えて伝わっていくわけで、楽しんだ思い出というのは過去のものとして忘れられていくかもしれないけれど、未来への糧に繋がっていくのでこうして弥彦へ行ったということを未来への糧としてこれからも生きていこうと思いました。
そんなこんなでpiraさんの逃避行はこれにて終了となります。
次またこうした旅レポを書くときは県外へ行きたいですね。
それでは。