人生を変えたジャンルpart18:BUMP OF CHICKEN編

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コロナ禍で始めたこの人生を変えたジャンル。

何となく自分が好きなものを紹介してきて、最近はまあ書くものも無くなりつつあることとこのコロナ禍に慣れてしまった自分もあり、書く機会が減っているのだが、相変わらずこのコロナ禍は収まりそうにない。

緊急事態宣言は6月まで延びるし、そして東京オリンピックは予定通り開催される。

もう何が何だか分からない事態である。下手したら平常心が保てなくなってしまうのではないだろうか。

人生を変えたジャンル BUMP OF CHICKEN

さて、今回の人生の変えたジャンルはBUMP OF CHICKENを紹介する。

1996年2月に結成されたロックバンドで、代表曲として「天体観測」や「カルマ」、「ray」などなど……

最近ではお菓子のロッテとコラボした「新世界」、ポケモンとコラボした「アカシア」、そして先週から放送開始したNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」にて「なないろ」が主題歌として使われるなど結成から25年が経った今でも世代を超えて根強い人気を誇る。

今でも私はカラオケに行くと天体観測を歌ったりするのだが、そのたびに「天体観測って20年も前の曲なんだ」って思うとここまで長く愛されるのもすごいことだと思う。

今回もBUMP OF CHICKENとの出会いから自分の人生におけるBUMP OF CHICKENの付き合いについて語っていこうと思う。

BUMP OF CHICKENとの出会い

私とBUMP OF CHICKENとの出会いは小学生の頃である。

PS2にて発売された太鼓の達人の4作目「あつまれ祭りだ四代目」において天体観測が収録されたのが始まりだった。

その当時はBUMP OF CHICKENというアーティストのことも知らなかったし天体観測に関しては「確かドラマであったような」ぐらいの認識だった気がする。

そこから天体観測という曲を知っているだけの知識だったのだが、そこから2年後ぐらいにPSPにて「太鼓の達人ぽ~たぶる2」が発売されるとそこで「カルマ」が収録されることが決まる。

「カルマ」に関しては太鼓の達人と同じナムコが製作した「テイルズオブジアビス*1の主題歌として収録されたのだが、「どんな曲なんだろう」と思って聴いていたところ、うちの兄が「カルマじゃん」と反応してきて「これ歌ってるの天体観測の人と同じだよ。」ってところからBUMP OF CHICKENの名前を知った。

orbital period

それから兄弟がBUMPにはまりだしてアルバムとか聴き始め、当時の最新のアルバムだった「orbital period」とかそれ以前の「ユグドラシル」とかを聴き始めて自分もBUMP OF CHICKENを聴くようになっていった。

しかし自分の中でのBUMP OF CHICKENは兄弟が聴いているのを横で聴いているぐらいの感覚で「COSMONAUT」とか「Butterfly」の頃のBUMPはあまり聴かなかった。

orbital period以降のBUMPは初音ミクとコラボした「ray」やFF零式の主題歌として使われた「ゼロ」など話題になったり友人や兄弟から勧められたものは聴いているぐらいだった。

そのためファンとしてのBUMPの知識というのはやや薄かったりする。(正直これ書いて怒られないか不安になっている自分がいたりする。)

3月のライオン

そんなこんなでBUMPからそこそこ離れていた時期があったわけなのだが、自分の中で再びBUMPと出会うきっかけとなったのが「3月のライオン*2だった。

3月のライオン自体には実写映画が公開されていた頃から興味があったのだが、会社を辞めて暇になったときにアニメを見てOPの「アンサー」とEDの「ファイター」にはまることになった。

そしてその頃に「新世界」のMVが公開され、少しずつ最近のBUMPにも手を出すようになっていった。

aurora ark

現在はサブスクにてBUMPを聴くようになり、特にaurora arcを良く聴くようになった。

あまり聴かなかった最近のBUMPの曲等をサブスクで聞くようになったおかげで、特に「シリウス」はBUMPの曲だけをランダム再生して良い曲だなあと思ってリピートするようになった。

そしてNetflixにて「aurora ark」のライブ映像が配信されていることを知り、昨年末にそれを見て、ボーカルの藤原基央氏のMCに思わず感動した。

この話は弥彦神社に行ったときに引用したのだが、このMCをきっかけに「Aurora」という曲への印象が大きく変わりaurora arcを良く聴くようになったきっかけになったともいえる。

まとめ

そんなわけで「人生を変えたジャンル BUMP OF CHICKEN編」いかがだっただろうか。

天体観測の登場から20年近く。今もなお幅広い世代から支持されるBUMP OF CHICKEN

最近の曲も相変わらずハマる曲は多いのだが、やはり天体観測はこれからも永遠に歌い継がれていくだろうし、人生の要所要所でBUMP OF CHICKENの曲は勇気を与え続けてくれるだろう。

そして現在、コロナ禍で観客を入れたライブ等も開催できない事態である。

そうした今になり改めてaurora arkでの藤原基央のMCを思い出す。あの時の歌声は時間と距離を飛び越えて今に繋がっていくんだということを。

そしてこれから辛いことや苦しいことがもしあったとき、私たちは彼らの歌を思い出し、歌いだすだろう。ガラスの眼をした猫のように。

*1:テイルズオブジアビス:2005年にPS2にて発売されたRPG。のちに3DSに移植されていたりする。ジャンルは「生まれた意味を知るRPG」でカルマの歌詞にも登場する。

*2:3月のライオン:「ハチミツとクローバー」の作者である羽海野チカ氏による漫画作品。高校生のプロ棋士・桐山零を中心に将棋や人間関係を通じて様々な人間が何かを取り戻していく、優しい物語。