前回↓
前回のあらすじ
千駄ヶ谷を抜け、池袋へと向かったpiraは、ワンダーパーラーにて意識が飛びかける。
フォドラ(空想)から現実へと戻り、メイドさんに見送られつつメガトウキョーへと行くとメガリザードンからミライドンへと変わった姿を見て唖然としてしまう。
そして矢場とんにて倫理観のやばいアニメを見ながら夕食を食べ、宿を求めてpiraは新宿歌舞伎町へと向かう。
新宿歌舞伎町
歌舞伎町へは前回のユニコォォォンの時に一蘭*1を食べに初めて行ったことがあるのですが、今回は夜の歌舞伎町を深く回っていこうと思いました。
というのも依然来た時にはトー横キッズ*2の存在を知らず、朝目覚めると歌舞伎町はなんだか汚いと思ってしまったからです。
そんなわけでトー横がどんなところか観察をするという裏の意味も込めながら再び夜の歌舞伎町へと舞い降りたわけです。
ってなわけで門をくぐっていくといきなりシーシャ*3と書かれた看板が見えてきて何の客引きかと思ってみたら「サキュバスシーシャバー」でした。
某芸人さんのフリップネタでサキュバスシーシャバーというワードを知ってからサキュバスシーシャバーが歌舞伎町にあることは知っていたのですが、歌舞伎町に入っていきなりサキュバスシーシャバーの客引きを目にしてしまったこともあり思わず「サササ、サキュバスシーシャバー!?」と思ってしまいました。
トー横
というわけでトー横へ向かって歩いていくことにし、どこかトー横なのかも分からないままゴジラを目指して進んでいきます。
そして大きな広場に人が集まっているのをみて「これがトー横キッズか」と感じました。
普通に路上で寝っ転がったり地雷系が何やら集まっていたりといった感じだったのですが、前回来た時に比べればうるさくはなかったです。
これは警察による警戒が強まった結果なのだろうと思いますね。あとは大人の私たちが彼らをどう支えていくかを考えていくことが必要なんだろうと思いますけどね。
トー横キッズを見つめた後は歌舞伎町周辺をじっくりと見て回っていました。
藤田ニコルがチャンスの時間*4のロケで行っていた新宿歌舞伎町のマルハンとか・・・
AV女優と会える大人のテーマパークとか・・・
改めて歌舞伎町の治安の悪さを実感しました。(まあ犯罪の現場を生で見ることはなかったわけですが)
チンピラをチャリでしばいて・・・
そんな中で歌舞伎町を歩いていて、私の頭の中には実況者がやっていたジャッジアイズの事ばかりが浮かんでいました。
ジャッジアイズとは元SMAPのキムタクこと木村拓哉が主演のゲームなのですが、その自由度の高さゆえにキムタクがチャリをぶん回してチンピラを倒したり、雀荘に入っては賭け麻雀(違法)をしたりスーパードライをがぶ飲みして泥酔したりセブンスターを吸って休憩したりとキムタクはこんなことしないといった行動をプレイヤーが思うがままに操作できてしまうせいで良くできたゲームなんだけどギャグになってしまう。
そして舞台となる神室町*5は日本の歌舞伎町が舞台ということで、「ここジャッジアイズで見たな」と思う部分が結構出てくるわけで、実際前回ホテルの近くのバッティングセンターを見たときに「ここ龍が如く*6で見たことあるな・・・」という気分になっていました。
そんな気分になっていたので自分の中で「チンピラをチャリでしばいて賭け麻雀」というフレーズが頭に浮かんでいました。
このフレーズが思い浮かんだとき「5・7・5のリズム」で良いと思ったんですよね。ニノ・フィナーレを思い浮かんだ時と同じ爽快感があった気がします。
そして賭け麻雀・・・はさすがに違法なので麻雀が打ちたいと思った私はトー横近くのゲーセンにて5億年ぶりに麻雀格闘俱楽部*7をしました。
2回1位を取れて良かったです。
そしてチェックインの時間になり、私はホテルにて1日を終えるのでした。
part5に続く。
*1:一蘭:とんこつラーメン専門のチェーン店。味集中カウンターによる非対面での飲食形態が特徴的である。
*2:トー横キッズ:TOHOシネマズ新宿横に存在する広場にたむろしている子供たちの事。彼らは家庭や学校に居場所がなく、SNS等での繋がりを求めて集まっている。犯罪にかかわる事件も多発していることから警察による警戒が強まっている。
*3:シーシャ:エジプトやトルコが起源とされる水たばことも呼ばれる喫煙具。たばこ葉に香料を加えているため葉巻たばこに比べるとフルーティーで吸いやすいらしい。
*4:チャンスの時間:AbemaTVにて放送されている千鳥がMCのバラエティ番組。藤田ニコルはパチフェッショナル仕事の遊戯の企画内にて出演。
*6:龍が如く:元ヤクザの桐生一馬が主役の裏社会をテーマとした成人向けのアクションゲーム。ジャッジアイズは龍が如くの世界と舞台を共有している。