pira先生と3月の月島part7

前回↓

 

pira365.hatenablog.com

前回のあらすじ

FFコラボのためパルコに行き、ガチャを回したりFF6の魔導アーマーの立像を見たりした。

その後は再び新宿へ戻り、バッティングセンターに行きその後麻雀をし、高田馬場へと向かったのであった。

高田馬場

夕方ぐらいに高田馬場へとやってきたわけなのですが、自分の中で高田馬場で一つ行ってみたい場所がありました。

それが「高田馬場ゲーセンミカド」

個人経営のゲーセンで、レトロゲームを中心に取り扱ったり、格ゲーの大会を積極的に行ったりYouTubeによるライブ配信しているゲーセンでコロナ禍になった際クラウドファンディングによる出資や、店長自らが各メディアに出演したりと知名度の高いゲーセンの一つだったりします。

実際前回のユニコォォォンの時にも「そういえばミカド行ったことないな」と思って候補には入れていたのですが今回ようやく行くことができました。

高田馬場のミカドは本館とナツゲーミカドと呼ばれる別館の2つがあり、

早稲田口から出てまっすぐ歩いて目に見えたナツゲーミカドへ最初に行きました。

ナツゲーミカドはその名前の通り80年代ぐらいの懐かしのゲームが置いてあり、ギャラクシアンとかスペースインベーダーとかパックマンとかゼビウスとか・・・

まあ色々と置いてありました。(やったのはギャラクシアンスペースインベーダーぐらい。)

また、ドラえもんの声優で知られる大山のぶ代氏が寄贈したアルカノイド*1も置いてありました。

そして近くには駄菓子やコミュニティノート*2が置いてあったり、昔の空気を漂わせるお店といった感じでした。

また、地下にはピンボール台が多数設置されており物珍しさについつい遊んでしまいました。

そして本館の方へはしばらく周辺を回りながら歩いていき、中に入ると多数の大型筐体が置いてありました。

その中でも私が一番に興味を惹いたのはメタルホークでした。

メタルホークは1988年にナムコより発売された大型筐体のゲームで、戦闘ヘリ「メタルホーク」に乗り込み、上昇や下降を駆使しながら敵を索敵して迎撃するといった全方位型のシューティングゲームなのですが、実はミカドにある筐体はムービング筐体といって、プレイヤーの操作に応じて動くんですよね。

私はメタルホークというゲームは太鼓の達人に「メタルホーク BGM1」という曲が収録されていることから知り、昨年末にアーケードアーカイブス*3にてようやく家庭用移植された本作を遊ぶことになったわけなのですがそれがまあ面白くて

開発者が生放送に出演した際に「ミカドにあるムービング筐体のメタルホークはぜひ一度遊んでみてください」と言っていたことから「メタルホークやってみたいなぁ・・・」と思っていました。

またムービング筐体というものにも実はアウトラン*4(これも太鼓の達人に「MAGICAL SOUND SHOWER」が収録されているところから知った。)というゲームを知った時に操作に合わせて実際に動く筐体というものに興味を持ち、新潟にあるプレイハウスエリナへアウトランをやりに行った際、ムービング筐体ではないことに残念に思ったりしたこともあり、この令和の時代に貴重なムービング筐体を遊べるということにワクワクしていました。(とはいえムービング筐体といえば個人的にナムコよりセガだったりするわけなのだが)

ということでメタルホークをプレイするわけなのですがすごい動く。イメージとしてはロデオマシンが一番近いかもしれないのですが、あまりにも動くことからかなり興奮しましたね。プレイ中思わず「すごいすごい」と声に出ちゃうぐらいには感動しましたね。

そして何より1プレイ100円というのにも驚きました。

ただでさえムービング筐体は現在ではメンテナンスが大変だというのに100円というのは良心的。メタルホークを知らないという方は是非アケアカで遊んでみてそこからミカドへ行きムービング筐体を触ってみてください。絶対に感動します。(あとBGMも太鼓に収録されるぐらいの良曲だったりします。)

とまあメタルホークを触った後はお隣にあるパワードリフト*5を遊ぼうと思ったのですが、シートベルトの着用ができず遊ぶのを断念しました。

その後はダライアスを遊ぼうと思ったのですが、動作中のメタルホークの近くという事でやめ、何故か餓狼伝説スペシャルの看板が貼られている古い太鼓の達人を遊んだり、古いポップンギタドラ、5鍵のビートマニアなどを見たりしていました。

また奥の方へ行くとグラディウスⅢなどといったSTGが多く配置されていたり、ドルアーガの塔*6を遊んでいる人がいたりで「令和の今でも昔のゲームは遊ばれるんだなぁ・・・」と思ったりもしました。

そこから2階へ上がると格ゲー中心といった感じになり、格ゲーの様子が大画面で映し出されていたり、配信を行っていたりといった感じでミカドの空気を感じていました。

でまあしばらく様子を見てから夕飯を食べ、2日目を終えました。

 

次回、最終回。3日目の話と総括をします。

 

 

*1:アルカノイド:1686年にタイトーより発売されたブロック崩しゲーム。大山のぶ代はこのゲームが全面クリアできるほどのプレイヤーであり、かつて放送されていた「トリビアの泉」においてその腕前を披露している。

*2:コミュニティノート:昔のゲームセンターにおいてあったプレイヤー間でのコミュニケーションを取るために用意されたノート。SNS等の普及以前には攻略情報の交換や交流が盛んにおこなわれていた。

*3:アーケードアーカイブスPS4Nintendo Switch向けにハムスターによってアーケードゲームが家庭用移植行われている。なおナムコは2021年より参入。

*4:アウトラン:1986年にセガより発売されたレースゲーム。SEGA AGESにてNintendo Switchにも移植されている。

*5:パワードリフト:1988年にセガより発売されたレースゲーム。こちらもムービング筐体。

*6:ドルアーガの塔1984年にナムコより発売されたアクションゲーム。RPGを意識して作られており謎解き要素などは多くのプレイヤーを悩ませた。