呼び出し先生タナカと全盛期(?)のpiraさんの話

こんにちわっしょーい!どうもpiraでーす!

5月というわけでね、皆さんGW如何お過ごしだったでしょうか。

私は高めの寿司屋に行ったり、マリオの映画見に行ったり

(新潟の)競馬場にて天皇賞春を見に行ったりかなり満喫していました。

その一方で現在パチンコで10万円以上負けてしまっており・・・

まあ色々と猛省しなければならなかったりする次第だったりします。

本題

さて、今回は最近私が見ているテレビ番組の話でもしようかなあと思います。

www.fujitv.co.jp

それが「呼び出し先生タナカ」って番組なんですけれど、フジテレビで毎週月曜にやっている番組でしてね。はじめのうちはなんだかんだ流し見みたいな感じで見ていたりしていたんですけど、一周回って好きになってしまっています。(憂鬱な月曜の楽しみになるぐらいに)

今回はそんな呼び出し先生タナカを何故好きになったのか、それには一つ理由があり、その理由こそが全盛期(?)の私の存在しない記憶を呼び起こしてくれるもののように感じるからです。

今回はそんな呼び出し先生タナカと全盛期(?)な私の話をしていこうと思います。

呼び出し先生タナカとは

まずはじめに呼び出し先生タナカとはどんな番組か。

昨年の春に放送が開始されたクイズ番組でして、アンガールズの田中が先生役として出演者の回答を茶化していくというまあよくある感じなクイズ番組なんですけれど・・・

このクイズ番組実はかなりいわくがついていましてですね・・・

それがズバリ、「番組内容がパロディである」ということなんです。

先ほど出演者の回答を茶化すと言ったんですけれど、その出演者の回答というのがですね、放送前に抜き打ちで行われたテストの回答をアナウンサーが読み上げ、それを基にVTR等を作成したりなんかして回答を茶化すわけなんですけれど。

これ、かつてめちゃイケ*1で行われていた抜き打ちテストの丸パクリなんですよね。

実際このことは当時のめちゃイケメンバーの耳にも入っており、ナインティナインのオールナイトニッポンでもリスナーからのメールが寄せられたり極楽とんぼ加藤浩次もこの件に触れていたりします。

実際にはめちゃイケの元スタッフが関わっているという内情もあったりでなんやかんや1年続き、コア層*2からの高い支持を集めたりしているわけで社内でも「キッズ層への人気が高い」とかコロコロコミックで紹介されたりなんかもするなど番組自体の人気はそこそこにある状態であったりします。

その一方で抜き打ちテストの丸パクリと言われたこの番組はパロディネタが徐々にヒートアップしていき、タモリ倶楽部空耳アワーやら陣内智則のコントネタ、最近ではさんま御殿のVTRパロなどだんだんと開き直ったかのようにパロディが多くなってきて正直私のブログを見る(そんな暇人おらんだろうけど)同世代の人にはあまりおすすめできない番組だと思います。個人的に。

ゼロ年代のテレビ番組と全盛期(?)のpiraの話

ただ、そんな私がパロディばかりなこの番組について今回ブログで語ろうかと思った理由が一つあります。

それは「この番組を見ているとゼロ年代のテレビ番組の空気を感じるから」です。

その大きな要因の一つが番組発のアイドルユニット「小中大」の存在です。

これは番組出演者である横川尚隆、小宮璃央、島太星からなる3人組ユニットで、くにがまえの部首を持つ漢字を書くといった問題で諦めて小中大と書いたことから「諦めて正解」という曲でデビューしたという経緯があります。(ちなみに大は因となるため正解。)

で、ここで感づいた人は私とほぼ同世代の人間だと思うんですけれどこれ「クイズ!ヘキサゴンⅡ」の羞恥心*3と全く同じなんですよね。

で、曲の方もすっごい羞恥心を意識している。サビとか振り付けとかまさにそれ。

そしてこのゼロ年代のテレビ番組というのが私にとって一つのルーツになっていたりするわけなんですよ。

というのも私にとってあの時代って人生におけるモテ期*4みたいなもんだったんですよね。

そしてこの時代というのがヘキサゴンの全盛期だったり夏休み期間とかに笑っていいともを見ていたりはねトびで悲愴感*5とか出てきたり・・・

思えば私の人生の全盛期(?)はあの時代のフジテレビと共にあったなあと呼び出し先生タナカを見ていると存在しない記憶と共に思い返されます。

ただその一方で全盛期(?)としているのは、当時の自分が無垢だったこともあって、モテ期と思っているのは自分がそう思っているだけみたいな節もあるんですよね。

実際無垢が故に自分が実はいじられているとあまり感じず、自分に対して好意的に接しているようにみえる人とかが実は裏では陰口叩いてるとか結構あったりなんかして・・・(それ故に人間不信になったりもした。)

そしてpiraというのが中学時代のリアルのあだ名という話と絡んでくるのですが、実際私はモテ期と言いつつも正直黒歴史にしてしまいたいぐらい忘れたい過去だったりするので、今でも時々piraを名乗りつつも「あまり他人からpiraって言われたくないな。」と思ってしまうわけだったりします。

ただあのモテ期以降を振り返るとあの頃が一番クラスとかで話せる人も多かったし、高校以降に比べたらまあリア充していた方だったと思いますけど。

そんな時代の中でヘキサゴンと過ごしてきたわけなので、羞恥心のパロディである小中大にはどうしても懐かしさを感じるわけだったりします。(ただ、私としては黒歴史にしたいと思っているので現代においてヘキサゴンや羞恥心について語ることがマジモンの羞恥心だったりするんですけどね。)

まとめ

そんなわけで、呼び出し先生タナカなんですけどまじで存在しない全盛期(?)のpiraさんの記憶を呼び起こしてくれるので今後も継続して見ていこうと思います。

そして小中大の方もまさかの2枚目の曲が出るという事で今後の活躍にも期待したいところだったりします。

ただ、パロディばかりで正直なところ色々な方面に怒られないか、下手したら打ち切りにならないか。それだけがちょっと心配ですね。

ただ、それが実際コア層にウケているわけなので、そんなの関係ねぇ!みたいな感じでヘキサゴンなどのゼロ年代のテレビ番組で育った人は(パロディばかりとは思いつつも)一度見てみてはいかがでしょうか。

それでは今日はこの辺で。バイバーイ!

 

 

 

*1:めちゃイケ:1996年から2018年までフジテレビにて放送されていたバラエティ番組。正式名称は「めちゃ×2イケてるッ!」。抜き打ちテストは2時間SPの時などにナインティナインの岡村が先生役となって行われていた。

*2:コア層:主に男女13~49歳のテレビ視聴者層のこと

*3:羞恥心:クイズ!ヘキサゴンⅡから生まれた番組発のアイドルユニット。つるの剛士野久保直樹上地雄輔の3人で結成され、2008年には紅白歌合戦に出場するなどした。ちなみに現在はサブスクで聴くこともできる。

*4:モテ期:人生において2回~3回訪れると言われているちやほやされる時期。

*5:悲愴感:フジテレビのテレビ番組「はねるのトびら」にて羞恥心に対抗して結成されたアイドルグループ。呼び出し先生タナカのMCであるアンガールズ田中、ドランクドラゴン鈴木、ロバート山本の3人で構成される。