ずっと、ドラクエがやりたかった。
もう1つの夢だった。
下積み時代、辛い時も諦めそうな時も
ドラクエをやればすぐ元気になれた。
そんな俺がたどり着いた、最高のドラクエ。
あれから、1年――
DQ3リメイク発売
どうも、piraです。
2024年11月14日。ついにHD2D版DQ3が発売されました!
いやー本当にずっと待ち続けていました。ドラクエは私の下積み時代を支えてくれた作品なので。
FCで発売され、SFCで発売され、そして今回HD2D*1として現行機で発売され、
まさに時代を越えて愛される名作なわけなのですが。
実を言うと私はロトシリーズってちゃんと最後までやったことというのが無くて
今回が初めてということですっごい楽しみにしていました。
そして今回、ゲームを理由に有給休暇を取るまでに至りました。
今回はねそんな伝説的作品であるDQ3、発売までの心境を語っていこうかと思います。
社会現象
今回初めてゲームを理由に有給休暇を取ったわけなんですけれど、自分としては背徳感的なものは少なからずありました。
近年ではゼルダやモンハンなどといった大作ゲームが出るたびに有給休暇を取る社会人も増えておりゲーム休暇というのがやや一般的になってきたように思われますが
自分としてはそこまでして発売日にゲームをやりたいかという気持ちってあまり無いんですよね。
しかし、DQ3に関してだけは話は別でした。
DQ3といえば一番最初にファミコンで発売された際に当時平日であったにも関わらず長い行列ができ、小中学生が学校をさぼって購入するとか親が子供の代わりに列に並ぶとか(それこそ今のように)社会人が有給休暇を取って列に並ぶなどとにかく1万人以上が買いに並ぶという社会現象が発生し、当時のニュースとして大きく話題になり、中にはDQ3を購入した子供を狙う「ドラクエ狩り」と呼ばれる強盗、恐喝事件が起きたり売れないソフトと一緒に合わせて売る「抱き合わせ商法」なんていうのも話題になりました。
もちろん私は昭和の懐かしの出来事としてこの話を理解しているのですがDQ3というのは名作ということで1996年にSFCでリメイクされ、そして今回HD2Dで再びリメイクされ発売を迎えるということで「(DQ3は)伝説的ですからね。もう乗るしかないですよね、このビッグウェーブに。」ということで店頭で予約して受け取るという方法で買うことにしました。
今となってみれば店頭で予約をせずともソフトのダウンロード版を買えば発売日の0時から遊べますしネットで予約すれば確実に家に届くのにとか思うかもしれませんが、やはり発売日に店に並んで買うという古きスタイルを貫きたかったんですよね。
そしてDQ3がこうしてリメイクされて発売される。これはもう今後何十年も先にあるかないかの出来事になるだろうと思い自分の中では自分の国でオリンピックが行われることと同じぐらい人生で(DQ3の発売日という一日を迎えることは)無いだろうとまで思ったのもあり(DQ3の発売日は)特別感が強かったです。
発売当日
そんなわけで有給を取り起床したのが4時。
興奮で眠れないアルみたいになっていたかと思ったけどまあ普段通りって感じでしたね。
そして早めに飯を食い6時のアラームを聴いたところでいざ出発。
その時からずっと自分はYouTubeでファミコンで発売された当時のニュース映像なんかを見たりして興奮を高め、開店前のヨドバシとビックカメラを訪れました。
着いたのは朝の8時ぐらいだったのですが、平日ということもあってか静かさがまだありました。
そして、私の他に人がいたかと言うと全くおらず「やはり時代だなぁ~」と思わざるを得ませんでした。
そんなわけで開店までかなり時間に余裕あるしってことでちょっとスタバで時間を潰し9時。
まだそんなに人もいなかったのでさらに時間を潰そうとポケモンGOをしたりしつつ、空いてる時間でビッグウェーブさんの動画とか物売るって言うレベルじゃねーぞ*2とかかつて社会現象になった事象の動画を見ていたりなんかしていました。
そして開店数分前。店員が準備をし始め、そこにはDQ3のものもありました。
開店すると、店内放送ではロトのテーマとともに当時の社会現象に触れつつ本作を大々的に宣伝しており、ついに発売されたという気持ちが高まりました。
そして予約したソフトを受け取りに行くのですが、開店前にいたのが自分だけだったので列ができたみたいなことは無かったですね。(おそらく自分が第一号なんじゃないかな)
そしてソフトを受け取ってからはゲーセンで弐寺をし、その後は個人的にみそきんより美味いと思っている味噌ラーメンである「まごころ亭」で昼食を取りました。
昼食を食べた後は早くドラクエをやりたいという気持ちがありつつも「せっかくの平日休みだから」ということでラウンドワンへ向かおうかと思ったのですが無料のシャトルバスがしばらく来ない事を考え、お菓子を大人買い(ポイント払い)して帰ってドラクエをやり始めました。
しかし帰ってからずっとドラクエをやってたかというと正直それほどでもなく、実はこの時喉が死んでいたのでゆっくり休みつつ、夜はお祝いの意味も込めて食彩*3を飲みつつのんびりしていたって感じでしたね。
そして翌日は金曜なので、喉は痛いけど熱は無いといった状態なので普通に仕事に行きました。
まとめ
ゲームで有給を取ったのはこれが初めてだったりするのですが、DQ3を遊んでいて改めて時代を越えて愛される理由というのが分かった気もします。
ロトシリーズをやったことが無い分、私自身もかなり興奮していた部分はあるのですが店頭で受け取るまでは本当にワクワクしていたし今作も多くのファンや新規層がプレイするような作品になるのではないでしょうか。
そしてDQ3ってFC版が昭和、SFC版が平成、そして今回のHD2D版が令和ということで時代とともに出ているんですよね。
まさに名作は時代を越えるとは言うもんだなと、思いました。
そんなわけでDQ3発売ということで、自分はゆっくりと楽しんでいこうかと思います。
*1:HD2D:2Dのドット絵キャラをベースにHDで描かれた3Dグラフィックの背景に載せた作品。スクエニの「オクトパストラベラー」にて初めて採用され、2022年には「LIVE A LIVE」のリメイク作品にも用いられた。
*2:物売るって言うレベルじゃねーぞ:2006年にPS3が発売された際に発せられた名言。
*3:食彩:アサヒが発売している「生ジョッキ缶」のプレミアム版。生ジョッキ缶のCMには現在ロトのテーマが使用されている。