永遠なる蒼

piraです。

先日、東京オリンピックが終わりましたね。

前回の記事では開催が近づくにつれて憂鬱になっていた私ですが、

始まってみたらこうワクワクしてきて、結果17日間に渡る競技に見入ってしまっていました。

今回は東京オリンピックの総括に近い内容として17日間を振り返っていくとともに、永遠なる蒼について語っていこうかと思います。

永遠なる蒼

振り返る前に、「永遠なる蒼」とは

毎年毎年私は正月に1年のテーマを考えているわけで、今年はROCKなのですが、去年のテーマがこの永遠なる蒼でした。

でまあなんでこんな中二臭い(毎年中二臭いけど)テーマにしたのかというと、2020年は東京オリンピックを始めFF7のリメイクだったりジャニーズの嵐の最後の1年だったり、そしてこれは私事になるのですが身内が結婚したり一人暮らしを始めたりとまあ色々と楽しいイベントが目白押しの予定だったんですよ。

そして私はこの時に「2020年を永遠に忘れない」と強く誓ったのでした。

そしてこれと同時に自分の中で様々なつながりを持ちたいと思い至り、やや内向的だった自分を変えたいと思って、色々な人と気軽に話せる程度のコミュニケーションと社交性が欲しいと思い「空や海の蒼さのようなゆるく広いつながりを持つ」とも言いました。

そしてそれらを自分なりにまとめたのが永遠なる蒼だったりします。(まあ元をたどればパクリなんですけど。)

オリンピック開催前

そんなわけで2020年を楽しもうと思ったわけなのですが、新型コロナウイルスの感染拡大によってほとんどのイベントがなくなりました。

身内の結婚式も今年に入ってようやく開かれたのですが、残念ながら自分は行くことができず、今もなおあらゆるイベントが無観客で行われたり中止になったりと辛い思いをしています。

そんな中で東京オリンピックが予定通り開催される。そのことに対して正直疑問に思っていました。

「自粛を叫びつつなぜオリンピックは開かれるのか?」「こんな辛い状況下でみんなが我慢している中やるお祭りなんて楽しいわけがない。」それが開催前の強い感情でした。

そしてそれに拍車をかけるかのように開会式の音楽を担当していた小山田圭吾さんの過去の障害者いじめ告白が掘り返されては開催4日前に退任。総合プロデューサーを務めていたラーメンズ*1小林賢太郎さんの開催1日前の解任ともう始まる前から「本当に成功するのだろうか?」という不安ばかりがつのっていました。

そんなわけでオリンピック開催週の4連休。私は現実から逃避したくて、2000円ぐらいの高いうなぎのひつまぶしを食べては「バッハよ、これで満足か?」と呟いたり、天気の子を見たり、開会式当日の日は水上バスに乗ったりしていました。

 

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水上バスからとったウミネコの図

 オリンピック開幕

そして水上バスから帰ってきてオリンピックの開会式を迎えたわけなのですが、正直ボロボロな状態の開会式を冷やかし程度に見ようみたいな感覚で見るに至りました。

フォロワーさんの様子を見ていると多くの人が冷やかし程度だったり興味本位だったりで結局みんなオリンピックがどうなるかを期待していたところがあったと思いました。

そしてオリンピックの開会式を見たわけなのですが、これまでのイメージは大きく払拭されていきました。

プラカードが漫画の吹き出しだったり選手入場にゲームの音楽が使われたりというのもそうなのですが、何より選手の一人一人の笑顔を見ていると「困難な状況の中、オリンピックが開かれたことへの選手の喜び」というものを強く感じ、そして開会式の楽しいムードというものがワクワクさせてくれました。

それを見たときに自分も「今日の。」*2にて少し語ったのですが「やっぱお祭りは楽しむもの」と改めて思いました。

そしてオリンピックを楽しもうと思ってそれまで見るつもりもなかった競技も見ようと思うようになりました。

身体は蒼を求める

そしてオリンピックが開催され日本は過去最多の金メダルの獲得、前回大会を大きく上回る58枚のメダル獲得という成績を残しました。

メダルに限らず様々な見ごたえのあるシーンが生まれ、

13年ぶりの復活となったソフトボールにおける上野由岐子選手とアメリカのオスターマン選手という13年前と同じ先発対決となった日本対アメリカ戦

準々決勝にてニュージーランドとのPK戦を見事勝利し、準決勝にてスペインと100分以上ゴールを死守し続けた日本代表のサッカー。

オリンピックの正式種目となって初の金メダルを獲得した野球などなど……

気持ちよくてほぼイキかけそうになるシーンが多くあったオリンピックだったと思いました。

そんな中で自分はふと空を見上げた時に、蒼々とした空というのがいつにもまして素敵に輝いていると感じるようになりました。

そしてその時にふと思ったのです。「ああ、私が去年見たかった景色というのはこういうものだったはずだ」と。

それから自分の中で昨年のテーマである永遠なる蒼を思い出し、身体が蒼を求め始めるようになりました。

そしてテーマ元となったある漫画の影響から(これ言うのもちょっとあれなのですが)パワーストーンのお店にてアクアマリン*3のお守りを購入したり、フォロワーさんの影響からチェリオのブルーハワイ味(通称蒼チェリオ)を買ったり、開催期間中ブルーハワイ系の飲み物をすごい飲むようになっていました。(その結果箱買いしたドクターペッパーがなかなか減らずに冷蔵庫を圧迫していたわけなのですが。)

そして東京オリンピックの公式グッズを買ったりと気が付けばオリンピックを満喫していました。

17日間の蒼を忘れない

そしてオリンピックが終わった今。「私はこの17日間を永遠に忘れない。」そう強く思うのでした。

オリンピックが終われば世間はコロナの話題でいっぱいになるでしょうし、未だに東京の感染者数は数千人を超える日が続いています。

新潟も増え続けていて、全国的にもマンボウ*4が現れた地域が増えてきているそうですね。

しかしこの17日間というのは私にとって暗い日常に灯りを灯してくれた日だったと思います。

そしてその17日間に渡る夏の空や海の蒼さというものも胸に大きく響くものだったと私は思いました。

「私はこの17日間を永遠に忘れない。」それこそが去年のテーマである永遠なる蒼にふさわしいと思うからです。

俺たちの蒼は続く!

しかし、オリンピックはよかったで済ませてはいけません。

コロナもそうなのですが「多様性と調和」を謡った今回のオリンピックも沢山の問題が見られました。

それをオリンピックは良かったの一言で片づけてしまっては日本は過去の栄光にすがるだけになってしまうのではないかと思いました。

オリンピック開催期間の良かったこと、そしてこれからの日本における問題点を考えていくことがオリンピックが終わった私たちにできることだと思います。

だからこそ、「俺たちの蒼は続く!続くったら続く!」というわけなのです。

お知らせ

最後に改めてのお知らせにはなりますが、今年の夏の終わり(今年は21日の夜らしい。)はお気持ち表明のブログは書かず、スペースでラジオっぽいことをしようと思います。

というか「お気持ち表明をするぐらいならバリバラの意見フォームにメールでも送ればいいんじゃないですかpiraさんw」とか言われそうな気がするので先に言っておきたいんですけど、自分は意見フォームにメールを送るとかやったことがなくて正直どう書けばいいのか分からないので書き方を教えてくれたらご意見を送ろうかなとか思っているので教えてほしいというか自分でやれよという気持ちにはなりますかね?

でもまあ24時間テレビVSバリバラみたいになっている状況には文句を言わないとネット民のマイノリティに対する理解ってその程度なのかと思うのでTwitterとかいう掃き溜めに文句をぶちまけていく予定ではいるんですけどね。

そんなわけで当日までに体調を整えてしっかり迎えられるようにしばらくはスペースで雑談しながら声出す練習をしていこうと思います。

暇があればそれに付き合っていただければ幸いです。

*1:ラーメンズ:1996年から2009年にかけて活動していたコントユニット。実は「千葉滋賀佐賀」というFlashは彼らのネタが元。

*2:今日の:モンスターを飲んだ時に反省文のつもりで書いていたのだが、最近はなんか新聞の社説じみてきている。

*3:アクアマリン:水色に近い色の宝石。藍玉。効能としては負の感情を洗い流したり、コミュニケーション力の向上といった効果があるらしい。

*4:マンボウ:まん延等防止重点措置のこと。マンボウと略され、緊急事態宣言の一歩手前みたいな立ち位置だったりする。