混沌の夏2021

さて、と。

今年も箱に積まれたドクターペッパーが置いてあるな・・・

いい加減夏になったらドクペ飲む習慣やめたいな。

とは言ってはいられないしな。正直なところ今世界がヤバいし。

さて、久々のブログだ。いつものように声出しを始めるとするか。

えっと、あーあー。あーあーあー。

よし、準備できたみたいだ。

OP

piraです。

前々回のブログで不定期更新にすると宣言して以来、こうして書くのは1か月ぶりぐらいな気がします。ご無沙汰してます。

この1か月ぐらい自分は何をしていたのかというとアンテのサンズぶっ倒したり、グラディウスⅢの2面ボスが倒せなかったり、ハースストーンに復帰したりなどなど。

まあ、明るく過ごしていました。6月の間は・・・

混沌の夏

さて、現在の私はというとものすごく憂鬱な気分に陥っています。

なんかこう日本社会に対して嫌気がさしてしまったんですよね。

分かりやすく言うと「混沌」英語で言うならば「カオス」

そんなものを身に感じているわけです。

その理由としては4度目となる緊急事態宣言の発令……だったりします。

8月22日まで緊急事態宣言が出るわけで関東・首都圏では自粛自粛と騒がれるわけなのですが

そんな中で東京オリンピックが……無観客とはいえ開かれるわけですよ。

そして夏という季節も相まってドクペを買い込んだということで感づいている人はいるかもしれませんが、毎年の夏の終わりに行われる例のアレ*1について若干考えこんじゃう部分があり、正直もやもやとしている日々が多いです。

例のアレについては今年はもう語らないつもりでいる(というか語ったら語ったで「またpiraさんが怒ってる」だのそもそも例のアレに触れること自体がかえって視聴者感情に揺さぶられてるんじゃとか感じちゃうし、それ以上に外野からとやかく言われるのもあれだし。)のですが、今回の東京オリンピックと例のアレについて考えているうちに私の中で「感動」という言葉や個人の感情について深く考える機会というのが多くなり、今回はこれらをまとめていこうかなあと思いました。

そしてこれが2021年版夏の終わりに対する一つの答えなのだろうとも思いこうして結局書くということになったわけなのですが。では始めます。

不安な中で祭りなんかやってる場合か

さて、私自身は東京オリンピックに関して見たいという感情は一切浮かばないわけなのですが、多くの人も似たような感情を持っているだろうと思ってはいます。

私個人が見たくないと思う理由として「このご時世でやることなのか?」と思うわけです。

コロナ禍でありとあらゆるものが中止になったり自粛が叫ばれたりして我々国民は我慢しているわけで、それにも関わらずオリンピックという祭典が開かれる。

もちろん私はお祭りは好きですよ。ですが、常識的に考えてオリンピックは今やるべきなのかと感じますし、国民の多くが不安を抱える状況下でオリンピックをやっても、うれしいとは思わないんです。

「感動」という感情

それにもかかわらず、オリンピック開催を推し進める理由の一つとして「国民の皆さんに感動を与えるため」という理由があげられるわけなのですが、ここに一つの感動ポルノのようなものを感じました。

感動ポルノ――言うならばお涙頂戴というか困難な状況でも選手が頑張っている姿を見て、すごいとか感動したとか

しかしそうした感情って誰かから言われて感じるものじゃなく、自分が対象を見てどう感じるかが大事なんだと思いました。

実際私がバリバラを見て感動したといっている人を見て「バリバラも感動ポルノやってるじゃん」って言ったときにかなり批判されたこともあるのですが、あれを見た人の多くは個人の感情として感動したと言っている人が多かったんですよね。

 

pira365.hatenablog.com

 

私個人としては番組構成が感動ポルノと揶揄される24時間テレビっぽいなとは思いつつも、感動しろと押し付けてくるようなものではなかったのでそれを見て感動したと感じている人は感動を呼び起こすかのような番組の作りに流されて感動しているわけではないとの批判を受けて、障害者を見て感動するというのは番組側が押し付けるものではなく、個人がどう受け取るかだと思いました。

今回の東京オリンピックに関しても感動しろって外から押し付けられることに関しては疑問視していますが、それを見て感動する人も中にはいると思っていてみんながみんな押し付けられてオリンピックを見るのはどうなのかと思います。

自分としてはメダル取ったらメダル取ったでふーんそうなんだぐらいに留めておこうとは思っていますけど、オリンピックが見たい人からしたら選手の活躍を応援したいという気持ちはあるでしょうし、感動をもらったと思う気持ちはあるでしょうし。

大谷翔平の活躍

そして私自身が感動について考えている中で、個人の感情としてすごいとか感動したと思うことがあって、それは大谷翔平*2の活躍だったりします。

正直なところ自分はここ最近はプロ野球メジャーリーグをほとんど見なくなっていて、

今回大谷翔平を見るようになったのにもニュースでその活躍ぶりが注目されるようになってから見始めたいわばミーハーだったりするのですが、彼がホームランを打ち、投手としても投げる姿を見ると同年代としてすごいなと思うんですよ。

しかしこの感情というのは誰かから押し付けられたものではないんですよね。

単純に自分が大谷選手を見てすごいと思ったわけなのだから。

それがメディアとかが「大谷翔平がメジャーにおける日本人の本塁打記録を更新!コロナ禍に元気を!感動を!」とか煽ったりすると興味ない人からしたらふーんって思うし、大谷もそんなつもりでホームラン打ってるんじゃないと思いますしね。実力でやってるわけだから。

感動ポルノ問題と障害者について考えることって別問題なのでは?

そして、ここ3年ぐらい自分が思い悩んでいたことに対して、一つの答えが出たような気がしていて「感動ポルノ問題と障害者について常日頃考えてほしいと伝えること、これって別問題の話なのでは?」と思うようになったんです。

障害者について考えるのはアンチ24時間テレビの人たち含めあの時だけじゃねえかというのは毎年毎年言っているわけなんですけど、そこはもう諦めるしか無いと思い、多くの人が問題にしているのは「メディアが他人に対して感動を押し付けてくるという構図なんじゃないか」と思うようになったわけです。

そういうと今回のオリンピック開催に対して不満を持つ人たちからしたらメディアによる押しつけには少々疑問や嫌気を感じてはいるでしょうし、選手たちも感動を売りにしているわけじゃなく(まあ与えようと頑張っている人もいるだろうけど)、じゃあ感動ってどこから生まれてくるのかと言ったら他者が与えるものじゃなくて個人による感情なんだと思ったわけです。

そうなってくるとメディアの取り上げ方に問題があるわけで、こういうときだけしか(障害者のことを)話題にしないじゃねえかと文句を言うのは筋違いなんじゃないかと考えるようになりました。

とはいうものの、メディアの取り上げ方もそうなのですが障害者は憐れむべき存在とか困難を乗り越え頑張らなければいけないと考えるところは変えなければならないですし、何より障害者について常日頃考え、寄り添うことというのが大事だなあと思います。

そう思うと夏の終わりの時だけ文句言っているアンチ24時間テレビの人達というのも、本当のところは障害者のことなんて見て見ぬふりしてるだけなんじゃないの?とは思いますね。(これ以上語りだすと長くなるからこの辺でやめときますけど。)

まとめ

押しつけがましく感動がどうのというよりかは自分がどう感じるかというのが一番なのかと思いました。

そのためには変に感動がどうのと他者が煽り立てるのは間違っていると思いました。

自分がある対象を見てどう思うか、それを共有するということが正しいという認識になればいいと思うし、感動が一つの力みたいに扱われるのもどうかしてほしいとは思います。

私としてはこのご時世でオリンピックというのに疑問を持っているところではあるんですけど、できれば何事もなく終わってくれればと思いますが、不安を抱きながら2週間を過ごすことには疲れるかもしれません。

そして、夏の終わりの件に関しては正直諦めてはいますが、障害者について考える機会を増やすためにはまずは触れる機会を増やし、興味を持ち理解することが一番なのではないでしょうか?触れずにいるという状態が続くような何も変わらないでしょうし。

さいごに

さて、このブログでも言った通り今年の夏の終わりは変にブログで論文書いてお気持ち表明みたいなことはしないつもりでいます。

まあ、こういうことをやるとpiraさんが怒るんでしょうなwwwとか外野から色々言われるし、去年は去年で結構話題になったほうだと思っていますし

しかし、私とて何らかの行動を起こしたい・・・そこで、一つ考えたことがあります。

皆さんはTwitterの「スペース機能」って知っていますか?

分かりやすく言うとグループで集まってフォロワーさんたちと会話できる機能なのですが、

これを使ってラジオ的なことをしようと何度か試験的にやっており、

今回からこれを利用して色々と愚痴っていこうかと思っています。

まあ知っている人もいるとは思いますけど毎週放送している例のアレが24時間テレビVSバリバラみたいな構図になっていて正直呆れている部分ありますから、その辺俯瞰して見ながら語っていこうかと思います。

まあ今年も風俗嬢とか呼んだりして愛を語り合うとかいう馬鹿みたいなことをしないといいのですが、温かい目で見てやろうと思います。

 

さて、今回は手短とか言いながら4000字を超えてしまいましたね。

これで本当に終わりにします。ありがとうございました。

私自身、この夏は気落ちしすぎて死なないように頑張ります!

*1:24時間テレビのこと。この件については去年一昨年のブログにて語っている。8,000字近くの論文さながらな文字数であるので暇なときに読んでほしい。

 

pira365.hatenablog.com

 

 

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*2:大谷翔平ロサンゼルス・エンゼルスに所属する日本人メジャーリーガー。投手と野手の「二刀流」での活躍がNPB時代から話題に。7月8日には松井秀喜の保持していたメジャーにおける日本人本塁打記録を更新した。