27クラブの扉

piraです。

前回の記事から1か月近い間が空いてしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか。

この1か月の間に私は2回のワクチン接種を終えました。

1回目の副反応は筋肉痛程度の小さいものでしたが、2回目からは激しい頭痛と高熱、空腹感に襲われ大変でした。

熱を出した時には「自分は嫌われているんじゃないか」とか身食いの熱があーだこーだ等茶化しながら乗り越え、まあ副反応を少し期待していたみたいなところもあります。

誕生日を迎えた。

そんなわけで本題に入っていくわけなのですが、先日誕生日を迎えました。

27になりました。

昔に比べればすっかり大人になってしまったと思う一方、自分としては27という数字に対して強烈なインパクトのようなものがありました。

というのも今年のテーマとして「ROCK」を挙げた際にも話したことがあるのですが、私にとって27歳と言うと、「27クラブ」を想起してしまうからです。

27クラブの扉

27クラブというのは、1960年代終わりから70年にかけて活躍したロック・ミュージシャンが立て続けに27歳で死んでいるという奇妙な都市伝説です。

自分自身はこれを20世紀少年*1という漫画の中で知ったこともありその時代のロック・ミュージシャンのことは知らない(ジミヘンが27で亡くなったのを知ったのもつい最近。)のですが、この27クラブについて深く考えるようになったのは「発達障害30歳限界説」を唱える人たちの声を聞いてのことでした。

27と30──まあ近い数字ですね。

自分はロック・ミュージシャンではもちろん無いのですが、これからの人生を考えていったときにそろそろ山なのかと考えずにはいられなかったりします。

30にもなれば肉体的、精神的にも疲労は溜まってくるでしょうし、20代のころにできたことが老いてできなくなるんじゃないかぐらいの覚悟はする必要があると思いました。

そうした中で27クラブというのはもちろん自分が27で死のうと考えているわけじゃないんですけど、27歳の今、人生に向き合う中で強く思ってもいいんじゃないかと思いました。

ニルヴァーナを聞いている

そんなこんなで実は最近ニルヴァーナ*2を聞いています。

ニルヴァーナに興味を持った動機はまあ複雑なので語りませんが、ボーカルのカート・コバーンが27で亡くなったというのを知ってから深く聞き入るようになった次第だったりします。*3

そんなカートが27で亡くなった年というのが1994年。私の生まれた年です。

というわけで今年でカート・コバーン没後27年になるというわけでこのニルヴァーナの音楽というものは今の自分が聞いても新鮮に感じるし、20代の力溢れるサウンドというものを感じさせてくれます。

そんなニルヴァーナの曲は27歳を迎えた自分にとって生きる糧のようなものになっていると思います。

まとめ

27歳を迎えたということで、一つの山に入ったような感じはします。

27クラブの話をしたこともあり「piraさんも27で死ぬのか?」とか不穏な空気を与えかねないような内容かもしれませんが、そんなつもりはないしむしろ27だろうが30だろうが乗り越えて人生を謳歌したいと考えています。

今のうちは将来について考えると結婚をしたいと思っているのですが、障害者に結婚はハードルが高いと思っているところもありいつ実現できるのかは怪しいところだと思います。

だけど、自分の人生を変な風に終わらせたくはないと思っています。

最後に、誕生日を祝ってくれた沢山の方々本当にありがとうございました。

*1:20世紀少年:1994年から2006年にかけて連載された浦沢直樹作のSF漫画。売れないロックミュージシャンの遠藤健児が幼いころに書いた「よげんの書」の通りに動く世界に彼らの同級生と戦っていく話。

*2:ニルヴァーナ:1989年から90年代のはじめにかけて活躍したアメリカのロック・バンド

*3:ちなみに正月にカートは米津玄師の「LOSER」に出てくるとは言ったが、そのカートがカート・コバーンであるということを知ったのも割と最近だったりする。