前回↓
前回のまとめ
音楽番組にて太鼓の達人を知る→やりたいと思うも機会はなかった→母親がテレビで太鼓の達人を見て購入→太鼓の達人を始める
三代目と春祭り(PS2二代目)
というわけであっぱれ三代目から太鼓の達人を始めることになった私は最初のうちはドドドンのような16分の三連符すら叩けない状態であった。(というか見づらいとまで思ったほどだ。)
そしてこの頃と言えばさいたま2000もそうだがKAGEKIYOも難しいと言われていた時期で60小節目からのドン カドドカ ドドカ ドドン カドドンのリズムはこれまでの小節にはないリズムであることとカドドカが縁から入ることなどで脳がバグを起こしていたりもした。
実際当時はこの譜面を目隠しでクリアできるだけでもすごいなんか言われていたしKAGEKIYOのコンボ数765は当時最多とも言われていた。
でまあ鬼なんてクリアできるわけないよと思っていてゲーセンで太鼓の達人とかをやってもせいぜい普通ぐらいまでしかできなかったわけなのだが、そのゲーセンで遊んだ際にたまたまうまい人が夏祭り*1のドンだフルコース*2を遊んでおりそれを見た母親が三代目以前の作品も買ってみようかなと思ったところから前作「ドキッ!新曲だらけの春祭り」を購入することになった。
本作には夏祭りは収録されておらず、収録曲も今見るとミニモニ。とか入ってたりでまあ時代を感じるなーと感じるラインナップだったわけで、夏祭りの入っているPS2の初代の方も買いたかったんだけどサザエさんの楽曲が収録されているという理由で父親がサザエさん症候群*3を引き起こすからという理由で買わなかった。
しかし、自分にとってこの2作目に収録されていたウィリアムテル序曲が曲を知っていることもあってかドドドン ドドドン ドドドンの16分が叩いていて気持ちが良いと感じた。そしてこの頃から少しずつ16分の3連のリズムを掴んできたといえる。
実際鬼譜面も(フルコンボは無理だけど)なんとなくクリアできるようになってきたのはこの頃からだったと思われる。
四代目
そしてその年の夏、あつまれ!祭りだ!!四代目が発売される。四代目の情報を知ったのはたまたま病院においてあったコロコロコミックの情報からだった。
太鼓の達人としては本作にて和田どんの声優が山田ふしぎさんから現在のならはしみき*4さんへと変更されたり、フルコンボを取った際に「フルコンボだドン!」と言うようになったりナムコオリジナルがジャンルとして設立されたり演奏画面も綺麗になり現在のものに近くなった。
この頃になると簡単や普通譜面ではフルコンボを取れるようになり「フルコンボだドン!」が聞きたくてとにかくフルコンボを取ることを目標にひたすら演奏をやり直すなんてことも子供ながらにするようにはなっていた。
そして本作の最難関曲はケチャドン2000。ケチャ*5なんて音楽ジャンルを知らなかった自分にはガチャピンかなんかだと思ったし2000がシリーズとして定着するとも思ってなんかいなかった。
ケチャドン2000は基本BPMが200以上ということもあって当時の自分には速すぎてついていくことは難しかった。
しかし、この四代目について思い返してみるとリッジレーサーの楽曲が収録されたことが大きなモチベーションにつながったと思える。
前回も少し語ったが自分はナムコのゲームが好きでリッジレーサーも音楽はもちろん好きだった。
Ridge Racerの音楽に合わせたドンとカッの譜面配置は叩いていて楽しかったし叩けるようになりたいと思いながら叩いていた。
そしてRare Heroの方も良い譜面していたしPSPの2作目ではよくやっていたような気がする。
五代目
そして冬になりゴー!ゴー!五代目が発売される。
五代目に関しては従兄弟がコミックボンボン*6を持ってきたことによって知ったのであった。(これが無かったら五代目以降の太鼓の達人を買っていなかった可能性もあった。)
当時はコミックボンボンに太鼓の達人の4コマ漫画が連載されていたりなんかもしていて子供ながらにボンボンを読んでいた従兄弟が羨ましかった。
システム面の話ではサブタイトルにも冠されている「ゴーゴータイム」の実装。くす玉音符の原型ともなる芋音符の実装があげられる。
そして夏祭りが再び収録され、この作品で初めて夏祭りを遊ぶことになった。
この作品の収録曲と言うと冬のソナタの「最初から今まで」や「瞳を閉じて」といった低速BPMの曲が出てきたのが特徴で、とくに最初から今までに関しては現在でも太鼓の達人において最遅とも言われている。
そして画竜点睛から始まる四字熟語(公式にはぶとうシリーズ)のシリーズが登場し、連打によって譜面が3つに分岐するというのと太鼓の達人にふさわしい和風な楽曲であることもあって楽しかった。
あとミニゲームも結構好きでチーターになってダッシュで帰宅するやつとかは好きだった。
この作品の最難関楽曲は「恋文2000」今思えばドカドカをやり続けるだけという印象があるがやはりBPMが速いだけあって一般人にはきつかった。
あとはタイトーのニンジャウォーリアーズの「DADDY MULK」が収録という他社の作品からのゲーム音楽が収録されることになったのも印象的で曲が良いこともあってか結構遊んでいたし、太鼓の達人がきっかけでダライアスの「CAPTAIN NEO」を知ったり(曲を聴くために)原作をアケアカで遊んでみたりなんかもするようになった。
そして、六代目と七代目も買うようにもなり(今思えば)小学生の頃は太鼓の達人ばかりする人間であったと思われる。
そしてそれと同時に太鼓の達人もだんだんと難易度が上がっていき・・・
現在のインフレの原点ともいえる楽曲が登場することになる・・・
次回へ続く。
*1:夏祭り:太鼓の達人においてはWhiteberryによるカバー版が太鼓の達人2からアーケード版の全ての作品に収録されている。なお現在はカバー元であるJITTERIN'JINNによるバージョンも収録されており、そちらはなんと裏譜面(☆10)が存在する。
*2:ドンだフルコース:アーケード版の太鼓の達人6以前の最難関コースで現在の鬼に相当する。
*3:サザエさん症候群:サザエさんを見ることによって日曜の終わりを感じ、憂鬱な感情に陥ること。
*4:ならはしみき:和田どん以外ではクレヨンしんちゃんの野原みさえの声やちびまる子ちゃんのみぎわさんの声をやっていたりもする。
*6:コミックボンボン:1981年から2007年まで発行されていた講談社の児童向け雑誌。小学館のコロコロコミックの対抗馬として誕生しガンダムを中心としたラインナップでコアな読者を集めた。