piraです。
先日、コードギアス反逆のルルーシュR2をすべて見ました。
今回はコードギアス2期の感想について語っていこうと思います。
感想
というわけで2期の感想なのですが、最初に言います。
「1期よりかは面白くなかったかな」と。
悪くはなかったんですけど、1期ほどわーっとなるような感情にはならなかったです。
とは言うものの、2期ではC.C.やギアスの謎とかブリタニアとの全面的な戦いとかルルーシュの野望とかそういったものが描かれたストーリーだったと思い、回収されなかった謎がどんどん深まっていく少しミステリアスな内容だったと思います。
そう考えると1期は頭脳バトルとかギアスの力に翻弄されていく展開に心を動かされたのですが、2期は少し暗めな感じだったのか(1期のほうが印象が強いからかもしれないが)1期よりは面白くなかったと思いました。
印象に残った部分
そんな中で個人的に微妙に感じた2期なのですがいくつか印象に残った部分はありました。
まあここから先はネタバレになるんですけど私にギアハラをしてくるぐらいの人気作品だし15年前の作品だし今更ネタバレなんてって話にはなるので堂々と語ります。
やっぱ何といってもシャーリーが死ぬところですね。
というのもこれ1期の13話と対照的になっているなーと思っていて、1期では弱き者の味方であるゼロの正体を知ってナリタ攻防戦で助からなかった父のことを悲しんでいたところにその正体が幼馴染のルルーシュであると知って戸惑い、
2期ではギアスの能力によって書き換えられた記憶がオレンジことジェレミアによって解除された結果、他の生徒会のメンバーがそれぞれの道へ歩みだしていく中で自分だけは2期の初めのころのルルーシュのように偽りの世界に取り残された中、ロロによって殺されるさまは「シャーリーはこの偽りの世界には存在してはいけない」といった風に見えてしまい、ギアスの力によって変わりゆく世界の中で幼馴染が犠牲になってしまったように見えました。
そしてルルーシュは最終的にブリタニア皇帝という地位にまで上り詰めるわけなんですが、なんというか果たしてこれが本当に優しい世界なのだろうかとも感じました。
人々の意思がすべてルルーシュに委ねられるのであれば、例え反する意見があったとしても一つになるでしょうけれど、まあアニメを見れば独裁政権に近いんですよね。
最終的にルルーシュはああなってしまうんですけど、色々な人が結局は上の立場の人間に支配されてしまう環境ってのは嫌でもできてしまうわけですべての人にとって優しい世界というのは作るのは難しいですし、そこに犠牲も生まれてしまうのではないかと思いました。
だからこそ主権を持つ国民が上の者に権力を委ねる間接民主制というのも下級国民と呼ばれる人たちから少なからず文句は出るでしょうし、かといって正義の味方ぶれば犠牲が付いて回る。
そう考えるとコードギアス2期で目指した優しい世界ってルルーシュの行き過ぎた正義が生み出した結果だったのではないかと思いました。
まとめ
というわけでコードギアス2期の感想でした。
1期のほうが思い入れが強い(というかギアハラされてたこともあってか1期はそこそこ覚えてる)こともあって2期はそんなにって感じだったのですが
ミステリアスでありながらも結構深い内容だったと思いました。
次回からは「亡国のアキト」を見る予定でいます。
これ、ギアハラをしてきた友人曰く「反逆のルルーシュにはまらなかったら見てもつまらない」とキレ気味に言われたのですが、実際どうなんでしょうか?
とりあえず1時間のアニメなのでじっくり見ていこうかなあと思います。
とは言うものの、今のペースだと毎日こち亀において200巻全部を読み終えたときよりもかなりのスローペースで、確実に毎日こち亀以上に時間がかかってしまうことは必至です。
私としてもなるべくなら年内には終わらせることを心掛けて頑張っていこうと思います。