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約3か月ぶりとなった人生を変えたジャンル。
この3か月の間に不安要素が強かった東京オリンピックは何事もなく終わり、パラリンピックも大いに盛り上がりを見せた結果となった。
この記事を書いている現在、緊急事態宣言も解除されようやく私もハースストーンに復帰を果たすなど少しずつかつての日常を取り戻しつつある。
とはいえリバウンドには十分気を付けたい。日本のワクチン接種者も半数を超えたがまだまだ油断はできない。
またコロナにおびえる日々が来るかと思うと、緊急事態宣言解除は嬉しい反面、緊張感を持った行動が必要だと感じてしまう。
ねほりんぱほりん編
さて、今回の人生を変えたジャンルで紹介するのは「ねほりんぱほりん」である。
2016年からNHKのEテレにおいて毎年秋から冬にかけて放送されているトークバラエティ番組だ。
もぐらの人形に扮したMCと豚の人形に扮したゲストが、毎回顔出しでは語れないあらゆるテーマについて根掘り葉掘り語り合う姿というのは人形劇のような雰囲気にちょっぴりダークな印象を感じそのギャップが話題を集めている。
テーマの具体例としては「元薬物中毒者」や「ネトゲ廃人」、「少年院に入っていた人」などといった硬派なものから「バ美肉*1おじさん」や「アイドルトップオタ」などといったやや個性的なテーマもあったりと多種多様である。
そんなねほりんぱほりんなのだが、実はこの人生を変えたジャンルという連載企画を書くにあたってこの番組の存在というのが大きな影響を与えていたりする。
今回もねほりんぱほりんとの出会いを始め、人生を変えたジャンルに書くにあたったきっかけとなった回などについて話していきたい。
ねほりんぱほりんとの出会い
というわけで、いつものように私とねほりんぱほりんとの出会いについて語っていくわけなのだが、実はねほりんぱほりんという番組自体はシーズン1放送時から知っていたような気がする。
当時はSNS上でも公式アカウントによる話題性が強かったこととNHKらしからぬ番組性が話題を集めたことがきっかけだろう。
自分が初めて見るようになったのは2019年。田代まさし氏*2や沢尻エリカ氏など多数の有名人・芸能人による薬物乱用事件が話題になっていたときだった。
ねほりんぱほりんにおいても2016年のシーズン1において元薬物中毒者が出演し、現在もシーズンの始まりに経過観察が行われたりと薬物依存症の方とは深い関係があり、世間が話題を集めている中で急遽再放送が行われた。
それを見てから毎週のように見るようになっていった。
そのシーズンの放送で印象に残っているのは「プロになれなかった元奨励会員」の話だった。
3月のライオンが好きな私はその話の予告を見たときに漫画の世界のような話を身近に聞いたような気持になったのを覚えている。
羽生結弦で人生が変わった人
そんな中で冒頭でも述べたように私がこの人生を変えたジャンルを書くにあたって大きな影響を与えた回というものが存在する。
それが「羽生結弦で人生が変わった人」という回だった。
様々な不安や悩みを抱えていた人たちが羽生結弦選手から生きる希望を貰い、羽生結弦選手のために時間と金を注ぎ込む姿というのはスポーツに限らず、あらゆるジャンルのオタクにも通ずるものがあると私は思った。
実は私はこの回を再放送で初めて見ており、2020年の2月の終わりという時期の出来事であった。
その頃というと新型コロナウイルスが流行を始めた時期であり、様々な不安を感じつつある頃であった、
その当時毎週ブログを書いていた私は、「人生が変わった」というワードを聞いて自分自身もよくファイアーエムブレムで人生が変わったと言っていたことを思い出し、この回から何か得られたものと感想について書こうと思っていた。
そうして当時考えたタイトルが「羽生結弦で人生が変わった人を見たFEで人生が変わった人」というものだった。
そしてこれは単発にする予定であった。
しかし、そこからディズニーやUSJの休園、小中高校の臨時休校、ありとあらゆるデマとそれに煽動される人々があらわれた。
そうした未曽有の事態を見ているとちょうど2月の終わりであることもあって10年前に起きた東日本大震災のことを考えずにはいられなかった。
そして、この東日本大震災が起きた2011年というのが自分にとって大きな人生を与えている年である。
この年に自分は音ゲーとファイアーエムブレムに出会い、友達がいなかった自分にとって心の支えだった。
そして東日本大震災の時のことを思い出した自分は「自分と同じように辛い思いをしている人に自分が人生を変わったというぐらい好きなものを紹介し、あわよくば自分の人生を変えたジャンルにはまってほしい」
そうした思いで連載企画として立ち上げることになった。
つまり、この人生を変えたジャンルの始まりは羽生結弦で人生が変わった人だったというわけだ。
まとめ
というわけで久々の人生を変えたジャンルとなったねほりんぱほりん編いかがだっただろうか。
ねほりんぱほりんでは今後も様々な人たちが登場しあらゆる話題について豚の姿で語ってくれるだろう。
知りたいことも知っちゃだめなことも人形劇のような感じで今後も視聴者に分かりやすく紹介していってほしい。