part3です。
part2↓
ということで今回の人生を変えたジャンルの紹介は「フリースタイルダンジョン」
テレビ朝日にて放送中のZeebraがオーガナイザーを務めるヒップホップ番組だ。
2015年より放送が開始されたこの番組は2016年から開局したインターネットテレビ「AbemaTV」にてじわじわと人気を集め、
今や若者のヒップホップブームを作り出した一つの番組であると言える。
ちなみに、近年の若者のヒップホップブームを作った作品として「ヒプノシスマイク」を連想する人もいるだろう。
「声優×ラップ」をテーマにCDを始めとするメディアミックス展開が行われ、ヒップホップに馴染みが薄いオタク共を中心に人気を集めているという。(調べてみたら今年アニメ化するらしい。)
私はヒプノシスマイクについてはよく分からないのでここでは割愛する。(ジャイアン*1がめっちゃラップ上手いという事しか知らない。)
フリースタイルダンジョンとの出会い
それではここからは私とフリースタイルダンジョンの出会いについて語る。
フリースタイルダンジョンという名前自体は2016年頃からTwitterのトレンドでよく目にすることがあり、
その度に私は「フリースタイルのダンジョン?フリースタイルということは自由ってこと?」というイメージを持っており入るたびに地形が変わる不思議のダンジョン*2のようなものというイメージを持っていた。
ところがフリースタイルダンジョンに関するツイートを見てみるとそんなイメージとは全く縁が離れたラップバトルを繰り広げているではないか。
それを見て「ラップがテーマの番組なんだ」と思い、不思議のダンジョン的なイメージを持っていた私の興味は離れるかと思ったら逆にはまってしまい、ゴールデンウィークのAbemaTVでの一挙放送でどっぷりはまってしまった。
というのも、私は前回紹介したbeatmaniaⅡDXを始めとする音楽ゲームの影響から、ハードコアテクノやヒップホップといった音楽ジャンル、そしてDJという職業やクラブと言ったものに対して興味を持っていたからだ。
そういったものに興味を持っていたこともあってフリースタイルダンジョンのアンダーグラウンドな感じというものが大好きだった。
モンスターとラップバトルはまさに「言葉のプロレス」って感じがしたし、
ラップの興味の無かった私でさえモンスターのカリスマ性や初代ラスボス般若の威圧感には圧倒された。
特に好きな試合をあげるとするならば「DOTAMAvsACE」とか「CHICO CARLITOvsR-指定」とか「焚巻vs般若」とか割と初期のものが結構好きだ。
しかし……
実はそんなに人生を変えたジャンルではない。
見出しにも書いてある通り「FE」や「音ゲー」ほどのめりこんだかと言われたらそうはならなかった。
Season2終盤辺りからマンネリ化してきたのか急にモンスターがドライブツアーを始めたり、Season3からのチーム戦とかそういったテコ入れについていくことができなかったのだ。
あとはフリースタイルダンジョンについて調べまくっていたからかGoogle先生がフリースタイルダンジョンのネタバレをしてくることもあってそれも相まって見る気がだんだん無くなった。
ではなぜ、人生を変えたというぐらいハマったのか。その理由は「物珍しさがあったから」だと私は思う。
前回と前々回に述べたジャンルは一般の人にとってはあまり馴染み深いジャンルではないと思われる。
ファイアーエムブレムはマリオやゼルダといった任天堂作品の中でもマイナーな部類の作品だと思っていてスマブラにあんだけキャラが参戦しているのはファンながらにおかしいと思ってるし(とはいえ近年海外で人気が高いらしいが。)
音ゲーに至っても太鼓の達人以外知らないでしょ?って思っていたりする。
つまり私にとってフリースタイルダンジョンとは、「周りがJ-POPを聴いている中で洋楽を聴いている中学生」みたいなノリではまっていたような感じが強いのだ。
だからこそあれだけ熱狂的になれたのだと思う。
とはいえ、今回のように熱狂というのは人を滅ぼす。その話は別の機会で話したい。
人生を変えるチャンスが到来。
そんなわけでフリースタイルダンジョンとはしばらく離れていたのだが、ここに来て人生を変えるチャンスが登場した。
それは、高校生を対象としたフリースタイルダンジョン。「ハイスクールダンジョン」の放送が開始されたのだ。
新型コロナウイルスによって外に中々出れない中、人生を変えたジャンルについて紹介している私にとってこれは朗報で、できることなら毎週見たいと考えている。
とはいえ、熱狂的になって人生を変えたとか言わないよう気を付けていきたい。
しかし、マイナーなものを人に薦めるのは楽しいし、興味を持ってくれるとありがたい。
そういった思いでこの企画はやっている。私は沼の案内人になりたい。
part3終わり。