piraです。
台風……。怖かった……。
あまりの雨と風の音でもう夜眠れなかったからね。
眠れないから災害情報を追ったりもしていたんですけど、さらに不安になってきて……
夜明けまでどう生きていけばいいのかという攻防戦が繰り広げられていました。
(まあ、22時を過ぎた辺りから眠気が強まってきたのですが。)
ARIAを語る
さて、今日は漫画を語ります。
今週予定していた分に関しては来週辺りに……
ARIAは2001年から2008年に連載された天野こずえ先生による作品で、未来の火星アクアの観光都市ネオ・ヴェネツィアを舞台に見習いの水先案内人(ウンディーネ)「水無灯里」が仲間や先輩、上司とともに一人前の水先案内人(プリマ)を目指すというお話です。
その世界観に魅了されるファンも多く、アニメ化やゲーム化と言ったメディアミックス展開も行われ、「ARIA The AVVENIRE」という新作アニメが制作されたり、アニメスタッフと豪華客船で本作の舞台となったベネチアを巡るツアー*1が行われたりと今もなお根強いファンが多い作品であったりします。
実は前からブログにてARIAを紹介する記事書きたいと思っていて、春頃に書こうかなあと思っていたりもしたんですよね。
なぜ春かって言うと毎年春ぐらいになるとふと「ARIA読みてぇ……癒されてぇ……」ってなって全部読み返したり、時々「ARIA読みたい」ってなって好きなシーンを読み返したりするんですよ。そのぐらい私の好きな漫画の中の一つに入ります。
ARIAの魅力
ARIAの何がそこまで私を引き付けるかって言うとなんといっても「絵が美しい」
本作の帯には「未来系ヒーリング・コミック」と銘打たれており、見てるだけで心から癒されるような美しい絵が多く、まるでその世界に入っていくような気分にさせてくれます。
見開きページの一つ一つを見るだけでもため息が出るレベルの物です。
特に宝探しをする話でネオ・ヴェネツィアを一望する回とか好きです。
私の中で天野こずえ先生のような画力を持つ漫画家ってそうそういないんじゃないかと思っていたりします。(むしろいたら教えて欲しい。)
あとはキャラクター達も個性豊かで、主人公の灯里はその明るさからネオ・ヴェネツィア中の人とすぐ仲良くなれ仕事仲間の藍華やアリスからは「友達作りの天才」なんて言われる存在だったりします。
それ故に作中の他の登場人物もフレンドリーで結構親しみ深いんですよね。
あとは水の三大妖精の一人晃(灯里の上司にあたるアリシアに比べて少し厳しめな人だったりします。)がアリシアやアテナと言った天賦の才をもつ二人に挟まれながらも自分は「彼らのような天賦の才を持たなくとも、自分は努力に秀でた天才、秀才になろう」と考えその結果、水先案内業界を率いるまでの存在になり今に至ったりしています。(この話は結構好き。)
その他にもホント一人一人、個性や悩みとかがあり、その描き方が心に響くんですよね。
さいごに
ARIAを語ったわけですが、いかがだったでしょうか。
ARIAを読むたびに「日常から抜け出してベネチアに行きたい……」という欲求が沸いて来たりして、海外に行けるならベネチアに行きたいと思う次第であったりします。
ですが、現実的に考えてお金が厳しいので、日本で美しい場所に行きたいと考えていたりします。北海道とか北海道とかホッカイとか。(すまん。言い過ぎた。)
何より美しいものは人の心を潤してくれますし、気持ちを豊かにしてくれますからね。
なので、今辛い思いをしている人がいたら是非ARIAを読んで欲しいです。以上です。