新年度「ドラゴン年」の私感 2019.03.05

ニノでーす。

いやー随分久しぶりだね。

ここ最近は重たい記事ばっか書いていたし、

そろそろここらで少し軽めの話をしようかなーと思ってpiraさんに依頼されて今回書くことになったよ。

さて、今回は今更ながらハースストーン新年度「ドラゴン年」の話でもしようかなと思うよ。(今までにやったことの無い大きなこと*1の準備等で時間が無かったんだよ。許して。)

ドラゴン年の概要

ドラゴン年は2019年度つまり、4月から始まる新たな年度だよ。

ドラゴン年では各拡張のバックグラウンドにあるストーリーを重要視するらしい。

これまでの拡張では3つの拡張でそれぞれ異なるストーリーを描いてきたんだけれど……。

今年の拡張は1年を通して全三部作のストーリーが描かれることが予定されているらしい。かなりボリュームがありそうな中身だね。(イメージ的にはMTGのブロックに近いストーリーになるのかな?)

さらに、アドベンチャーモードが有料コンテンツとして充実したものになるよ。

中身を見る限りでは、複数あるヒーローパワーやデッキの選択やデッキを自分好みにカスタマイズできる機会など、ロールプレイングゲームのような要素が設けられるらしい。

スタン落ちについて

さて、ドラゴン年では2017年に登場した「大魔境ウンゴロ」「凍てつく玉座の騎士団」「コボルトと秘宝の迷宮」のカード達がスタンダード環境からいよいよ消える。

ぶっちゃけた話。どれも強かった。

今年度に登場したカードはこれらのカードパワーに埋もれてしまい、日の目を見なかったであろう……。(ゲンとバクを除いて。)

栄誉の殿堂について

そして、今年もクラシックカードが3枚殿堂入りしたよ。

まずは「ドゥームガード」2枚破棄というデメリットを持ちながらも5/5/7という破格のスタッツ。その上突撃も持ち手札から高い打点を出せる。このことがウォーロックの「不利盤面」という弱点のアイデンティティを損なうとして殿堂入りとなった。正直あたし含め多くの人は予想はできなかっただろう。

次に「自然への回帰ドルイドの優秀な除去カードで、デメリットである2枚ドローすらデメリットに感じないくらいのパワーを誇っていた。これまたウォーロック同様、「ミニオン除去が苦手」というドルイドアイデンティティを損なうとして殿堂入りとなった。

最後に、「神聖なる恩寵パラディンのドローカード。低コストミニオン

ドローし、大量展開するのはパラディンというクラスとは相性が良いのだが、ドロー効果が強すぎるということで殿堂入りとなった。

そしてそして!「妖の森ウィッチウッド」にて登場したゲンとバクを始めとする奇数/偶数カードが全て殿堂入りし、スタンダード環境から1年早く消えることになった。

1年早く殿堂入りすることになった理由として、奇数偶数デッキが想定以上に環境を支配しており、新環境におけるデッキ構築を狭めてしまう危険性があったからだ。(奇数と偶数しか使えないようじゃ狭まるのも当たり前だろうが……。)

1年早くスタン落ちするのは衝撃的だろう。実質的な禁止カード扱いなのだから。(とはいえMTGでもスタンダードで禁止が出たりすることは稀にあるが。)

総合的な私感

 さて、ここまでを見ると、来年度のスタンダード環境はかなり変化するとあたしは思う。

マンモス年、奇数偶数といった現在環境を支配する多くのカードやデッキアーキタイプが姿を消す。

その中で、今まで日の目を見ることの無かったカード達が使われ始め、そして新たなメタが構成される。

来年度が今から楽しみだ。(とはいってもマリゴスいるし、壁プリもそこまで影響無さそうだしで普通にOTK*2いそうなんだよなぁ……。)

じゃあね。

*1:今までにやったことの無い大きなこと:近日発表予定!お見逃しなく!

*2:OTK:ワン・ターン・キルの略。1ターンで高い打点を出し、相手のライフを削り切る戦略のこと。