異世界はpiraさんとともに。

piraです。

もう6月ですね。

6月と言えば、古くからのファンから

「piraさん小説*1書かないんですか!?」とか

「pira先生の小説、期待しています!」とか

まあ多くのファンメールを頂いたりするのですが、

正直言うと小説は書きたくないです。(というかネタが無い。)

小説を書いたところで「お前ら俺が書いた小説読んで酷評したいんだろ。」という気持ちがありますし、

質問箱で誹謗中傷を送られたりというのがまた起きるのもあれなので、

小説なんか書いた日にはろくでもないことが起きるのが目に見えているからです。(その影響もあってか、ニノ・シリーズが未だに出せなかったりしているのもあれ。)

とまあ愚痴を言いたくなってしまうのですが、本音を話すと書く余裕が無いです。

実際毎日仕事をして家に帰って自由な時間というのが大体2時間程度。

その2時間を利用して毎日小説を書くとなると、

読書とかイラストなどと言った趣味の時間が無くなるわけで、

ネットから離れたい自分としては、どうしても書こうという気にはなりません。

ですので、気持ちとしてはありがたいのですが、今はこのブログを読んでいてください。

異世界情勢を学ぶ

さて、Twitterを見ている方は「ん?」と思っているかもしれませんが

私のCVが小林裕介になっています。

なぜこんなことになっているかというと、ファイアーエムブレム風花雪月において主人公ことマイユニット*2の声を今回小林裕介さんがやるということになり、それに合わせて変更させていただきました。

実は小林裕介という声優さんを今回初めて知りまして、

他にどういった役を演じているか調べて見たところ

リゼロこと「Re:ゼロから始める異世界生活」の主人公スバルや

アルスラーン戦記」のアルスラーンとかまあ色々やっていて

その中でふと私は代表作であるリゼロのことを考えていて

「そういえばリゼロって見たこと無いな……。」と思いまして、

それ以前に「所謂なろう系小説*3とか異世界転生モノ*4ってあまり読んだことが無い。」と思い、

私は今回異世界転生モノについてちょっと触れようと思い、あるアニメを見ることにしました。

そのアニメが、異世界はスマートフォンとともに。です。

http://livedoor.blogimg.jp/sandrock0153/imgs/3/4/349718d2.jpg

異世界スマホのあらすじ

神様の手違いで現世で死んでしまった主人公望月冬也は神様の手によって異世界に転生。その時罪滅ぼしにと異世界でもスマホを使えるようにしてもらう。異世界に降り立った冬夜は双子の姉妹エルゼ・シルエスカとリンゼ・シルエスカを助け、彼らとともにパーティを組み異世界で依頼をこなしていく。

その旅先でどんどん仲間が増えていって、異世界での生活を満喫していく……。

異世界スマホの感想

あらすじを見れば仲間が増えていく、友情・努力・勝利みたいな話かな?と思うかもしれませんが、感想を言うと正直不満を感じるだけでした。

特に不満に思ったのが「主人公のチート能力」

神様が罪滅ぼしにとスマホ異世界で使えるようにしたことはあらすじにも書いたのですが、それ以外にも身体能力の向上。敵の動きが止まって見えるみたいな能力とか魔法を使えるようにしたりとかまあ色々と主人公に能力を与えるわけで……。

とくに一番ひどいと感じたのが作中での魔法の扱い。

この作品では火属性魔法や水属性魔法などと言った定番の元素魔法の他に無属性魔法という概念が存在します。

この無属性魔法の設定として、「各々が固有に持っており、技と効果は一人ひとつだけ」という設定がなされています。

ところが、この主人公はなんと技の名前と効果さえ知っていれば、どんな無属性魔法でも使えてしまうんです!

もう一度言います。技の名前と効果さえ知っていれば、どんな無属性魔法でも使えてしまうんです!

この時点で設定が崩壊してるって思いましたよ。それこそ無属性魔法を固有のものにしてそれぞれの個性として発揮すればいいものを、主人公はポケモンのミュウがごとく全部使えてしまうわけですからね。

「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな……。」と。

 

次に不満を感じたのが「スマホがそこまで活用されない」ということ。

タイトルにもあるスマートフォンなのですが、作品にそこまで絡んできません。

大体がチート能力使って「すごーい!」とか言われたり、ハーレム作ったりしているようなもんです。

スマートフォンが登場する場面なんて神様と電話するときぐらいしか無かった気がします。

さいごに

というように、異世界スマホは酷過ぎて見るに耐えませんでした。

空前の異世界転生ブームとはいえ、パソコンさえあれば手軽に小説家になれる今の時代には、酷評されて仕方がない現実を感じました。

小説家になるというのは、良い夢だとは思うのですがファンタジー作品が好きだからとかそういう理由でなるのもいいけど、夢を見るのは程々にしようと感じましたね。

次週予告

最後に次週の予告となりますが、東京へ行くためお休みさせていただきます。

その分前回の東京旅行同様2回にわたってレポを書く予定なので楽しみにしていてください!以上!

*1:piraさんの小説:かつて痛々しい小説を書いていたことがある。今年はファイアーエムブレム風花雪月が発売されるので、この手のファンメールを結構いただく。

*2:マイユニットファイアーエムブレムシリーズに登場する、自分好みにカスタマイズできるユニット。作中ではプレイヤーの分身(アバター)的扱いを受ける。ちなみに前作ifではカムイ(男)を島崎信長さんが、覚醒ではルフレ(男)を細谷佳正さんが声優を担当し、そのいずれもスマブラに参戦している。

*3:なろう系小説:小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されている小説が原作となる作品。

*4:異世界転生モノ:主人公が現世からファンタジー系の異世界へ転生し活躍する話。なろう系小説における人気ジャンルの一つとなっている。