どうも、現在黒鷲の学級を受け持っているpira先生です。
というわけでね、先週の金曜日からファイアーエムブレム風花雪月をやっているわけなんですけど、今までのシリーズ以上に作りこまれているなって思っています。
アニメーションも覚醒やif以上に「これ深夜アニメ?」ってぐらいのクオリティありますし、出撃以外にも修道院内の散策などできることが沢山あって、かなりやり込める内容になっているなと思いました。
本題
とまあ風花の話はこの辺にして今日の本題に入っていくわけなのですが、タイトルからしてやや痛そうな話をします。
最近すごい思うんですよ。「もうお前ら気安くADHDって言うな」って。
トレンドに入ったりしてADHDが話題になるのはいいんですけど、なんかいっつも見ているとそれで止まっていると思うんですよ。
物忘れが多いからADHDだの、多動だからADHDだのもううんざりだよ。
そうやってADHDという単語がただただ独り歩きしていてADHDで困っている人達に対して社会が手助けしてくれればいいんだけど、なーんか「俺、ADHDかも」って疑いを持つだけでそこから先に進まない人たちが多いと思うんです。
そういう光景を見ていると「もうADHDって言葉使うのやめないか?」って思うんですよ。
日本社会は生きづらい
とまあADHDというワードが最近ちょこちょこ気軽に使われるようになっているんですけど、こうADHDが騒がれるのってADHDの症状が原因なところももちろんあるんですけど、なんといっても今の日本社会はどこか生きづらい部分あるよねって感じている人達がADHDというワードを使っているのだと思います。
物忘れが多い、注意力が無い。これだけ聞くと日本の社会では生活するのが難しいと思いますよね?不注意で重要書類を紛失するなど、仕事をする上で病気なわけですよ。そんな人と生活したい人は日本社会において考える人は少ないはずです。
でも物忘れが多いかどうかって人それぞれで、重要なものを無くすなんて誰しも起こりうるし、それで生活ができない、自分はADHDだ。と日本社会ではちょっとでも失敗すると日本社会ではついていけないと思ってしまう人が多いんじゃないかなと思っています。
そこが日本社会の問題なんだろうと思います。なんかこう常に完璧な人間でないといけなくて、ちょっとでも道から外れると社会じゃ生きていけない。それがADHDとか発達障害という言葉として使われているんだろうなと感じています。
ラベリングじゃなくてその先を考える
しかし、ADHDがトレンド入りしたり発達障害がトレンド入りするたびにその時だけしか騒がれていないせいで、足ふみ状態な感じなのが正直いただけないです。
こういう光景を見るたびにADHDは物忘れの病気というラベリングがされているように感じてADHDの人のことを考えずにただただ世の中にはADHDという物忘れが多い人がいると考えているようにしか見えません。
似たようなことがADHDに限らず発達障害とかHSP*1とかLGBTとかでも言われてるんですけどなーんか単語だけが一人歩きしていて彼らの本当の困りごとには目を向けられておらず、ADHDが一時的に話題になって生きづらさが認知される一方で彼らが生きやすい社会を作ろうとしているのかなと感じます。
まあ何度も言ってるんですけどみーんな障害者の事なんて普段考えていないですし、自分の事だけで精いっぱいなんですよ。
しかし、ADHDの彼らの問題を解決しない限りこのおかしな日本社会の生きづらさは今のまま変わらないです。生きづらいと分かっていて物忘れが多いと社会からハブられるってわかっているならなんで彼らが生きやすい社会を作らないんですかね?
そう思うとADHDとかHSPとか発達障害って言葉はただただラベリングして分類したいだけで日本社会の生きづらさそのものにみんなが目を向けずそれを受容することが当たり前な考えで止まっていると思うんです。
私としては、この生きづらい世界をみんなが生きやすくなればいいと思っています。というか物忘れが多いから仕事ができなくて生活がろくにできないよりはみんなと同じように生活できたらいいですよね?
だからみんなが生きやすい社会を作るようみんなで考えるべき話だと思いますし、ADHD=物忘れの病気と止めずに彼らと共に生活できる社会を目指して一緒に日本社会の問題点について考えていきましょうという考えになることを望んでいます。
まあ発達障害は治る病気だと思っている人がいる限り無理だと思いますけどね。
お知らせ
最後になるんですが、このブログの方をしばらく休載しようと思います。
知っての通り、今緊急事態宣言が発令されまして、いつものようにブログを書いている場合ではないと思うところがあったりします。(新潟はそこまで大変な状況ではないですが)
緊急事態宣言が出ているということで改めて人生を変えたジャンルを紹介するというのもありなのですが、まああれは少しネタ切れ感が出てきている部分もあったりで書くのも手につかずな状態だったりします。
あとは1か月という期間ということもあって、少し様子見な部分もあり、しばらく休載と言う形を取ろうかなあと思っています。
一応言っておきますが、決して風花雪月をやるために休むわけではないですからね。
残念ですが今は緊急事態宣言を経て無事コロナが終息してくれることをただただ祈るしかないです。