改めて自己紹介をする。

piraです。

今回は改めて自己紹介をしようかなあと思います。

前回の記事が話題になって新規の人も増えてきただろうし

 

pira365.hatenablog.com

 

自分自身も最近元SE時代の話とかデジャブ*1とか感じていて、改めて自分のことについて話した方がいいなと思い、書くことにしました。それでは始めます。

基本情報

まずはじめに性別等の基本情報から。

性別は男です。ブログにおいては一人称をなるべく「私」で統一しようとしているのですが、会話では基本「俺」が多いです。

出身は新潟です。今年は雪で大変でした。

年齢は20代後半。まあちょこちょこ実年齢出していたりするので生年月日はバレてはいるんですけどね。

趣味は時代小説を読むことと野球観戦……というのは冗談で、ゲーム(FE、ポケモン、最近はやってないけどハースストーンとか)をしたりアニメを見たりとみんなと同じように生活しています。

あとは本(小説から新書、ビジネス書まで)を読んだり、時々絵を描いたりします。

発達障害について

そして最近の自分の様子を見ていると分かるのですが、私は発達障害を持っています。

具体的な症名を出すとASD自閉スペクトラム症)です。

どういった障害による症状が自分にあるかと言うと

・空気が読めない

・落ち着きがない(じっとできず周りをうろうろすることが多い。)

・よく独り言を話す

・物忘れが多い

と言った感じです。

実際これらの症状で結構生活に支障きたしていたりします。

そして最近デジャブのせいで「どうしたら発達障害って治るの?」って言っているわけです。

発達障害と診断されて~発達障害と自覚するまで

私が発達障害と診断されたのは実は小学生の頃で、その当時はアスペルガー症候群という名前で診断を受けていました。(ネットでアスペって言われてるあれです。)

診断を受けたきっかけとしてお母さんから聞いたんですけれど、元々私の通っていた小学校に特別支援学級が無く、ちょうどその頃に自閉症の子が新たに小学校に入るにあたって支援学級を作ろうという動きが起き、その際に自閉傾向があると感じていた自分を改めて病院で診断を受け、そこで軽度の自閉スペクトラム症があると診断を受け、ここで発達障害の診断を受けることになりました。

自分が発達障害があると自覚するのは小学校高学年ぐらいになるのですが、その当時の記憶はうっすらあって確か木を3本書いてその様子を医師に説明するみたいなことをしていました。

そして発達障害があると思うようになったのは、ちょうどその頃に読んだ「光とともに」と言う漫画がきっかけでした。

そこに出てきたアスペルガー症候群と言う言葉が妙に引っかかっていて、それとほぼ同時期に「のび太ジャイアン症候群」*2という言葉も引っかかり、お母さんがそういった本をよく読んでいたことと自分自身が病院のSSTソーシャルスキルレーニング)と中学時代に通常学級とは異なる学校で行った通級指導教室での生活を受けて「自分は他の人間とはどこか違うな」と感じつつあり、そこから「おそらく自分は発達障害アスペルガー症候群なのだろう」と思うようになりました。

発達障害で生活をするに至るまで

しかし、その当時の自分はあまり発達障害のことをよく思っていませんでした。

というのも障害があるというとどうしてもマイナスなイメージが付いて回りますし、

所謂変わった人という見え方をされてしまうのではないかと感じていました。

実際特別支援学級に通う人達の様子等からも障害があるということで普通の人として見られなくなり、距離を置かれるのではないかと思うこともありましたし、障害者であるという理由でいじめられたり下に見られたりと辛い思いをしたりもしました。

それ故に発達障害者として生活をするということに否定的で、発達障害であることはなるべく言わないで生活しようと思いました。

しかし、結果的に発達障害ということがバレて今はもう発達障害を公表して生活をしています。

発達障害についてあまり深く言いたくは無かったんですけど、会社をクビになったころ辺りから徐々に発達障害という言葉が広く使われ始めてくるようになり、無職になったということを伝えると同時に自分自身が「これから発達障害者として生きていくということを皆さんに伝えておく必要があること」と「もう発達障害って言ってもいいんだ」という安心感を得たこともあり発達障害者として生活をすることにしました。

発達障害は治るのか

で、最近よく言っている「どうしたら発達障害という病気は治るのか」なんですけれど、これは誤解されがちな話で、はっきりと言うけれど治らないんですよ、そして一生向き合っていかなければいかない。

けれど、発達障害って言っても割と最近になってから注目されたとは言うものの障害と言うマイナスイメージと身体障害と違って目には見えない心の障害ということもあり努力すれば治る病気と勘違いされたり、利益を求めなければならない仕事には向いていないと思われたり、障害と言う言葉のせいで人にはなかなか言いづらかったりするものです。

しかしこの発達障害って病気、障害とは言うものの脳機能の違いによって生じているものなんですよ。

で、脳の作りって人それぞれ強み弱みがあるわけで、みんな同じというわけではないんですよね。

集団を求める日本社会において、この発達障害と言う病気は非常に重たいもので治らないと生活をしていくことは困難です。

だからこそ自分は「どうしたら発達障害と言う病気は治るのか。」と常に考えているわけです。

みんなが住みやすい世界に

しかし、自分自身は障害と言う病気のせいでなんでこんなに生きづらい思いをしなければならないんだろうと思います。

治るの?とか言われても治らないし、一生向き合っていかなければいけないものですし。

でもそれを自分一人で深く考えて抱え込んでストレスで倒れ込んでしまっては申し訳ないですしね。

実際「最近piraさんの様子がおかしいのでは?」とか「病みツイートばかりして迷惑をかけていないか」とかみなさんを心配させてしまっていて申し訳ないと思っています。

ここ最近会社クビになったときに近いデジャブを感じ辛い思いをしていますが、仕事も順調にこなしていますし、生活も今まで通り送れています。(大雪でストレスが溜まったりはしましたけど。)

ですが、皆さん一人一人が他者を思いやり、辛いときには寄り添ったり、興味があったら自分の発達障害について正しい理解をしてほしいと思っています。

そして、たとえ人と価値観が合わずとも分かち合い、変に下に見たりすることのないようにしてほしいです。(会社は営利団体なんで利益を求めなきゃいけないし、即戦力となる駒を探しているでしょうけれど)

というわけで、ここ最近病んでばかりで申し訳ない気持ちではありますが、改めて自分の事を理解してほしいなあと思い、今回はこれで終わりにします。

 

*1:デジャブ:一度も体験したことが無いのに、あたかもどこかで感じたことがあるような感覚に陥ること。既視感。

*2:アスペルガー症候群ADHDドラえもんに登場するのび太ジャイアンに例えて分かりやすく紹介したもの