ぴらさんは たちばを かんがえた

piraです。

この1週間はまあ色々なことがありましたね。

おめでたい話やら偉大な人が亡くなったりと……

立て続けに色々な話が回ってきて気が動転していた1週間です。

本題

さて、本題に入ります。

というのも実はこの1週間前ぐらいにすごい悩んでいていたことがありまして、

それは「自分はいったい何者なんだろう……」ということです。

具体的にどんな事で悩んでいたのかというと、

自分は今現在一人暮らししているわけで、もうすぐ1年経つんですけれど

順調に生活ができていて、ほぼ毎日自炊したり、ヘルパーと共に週に1回部屋を掃除したり綺麗に保つことを心掛けたりしていてしっかりした生活を送れているのですが。

そうした良い生活習慣を心掛けている中で「自分は本当にアスペルガーなのだろうか……?」という疑問を持つようになっていきました。

自分は発達障害の人?それとも?

というのもネットの発達障害者を見ているとほとんどの人ってネガティブ志向な人ばかりなんですよ。

親が毒親*1で両親との関係が悪い。理解のある彼(または彼女)のような理解のある人と出会えず理解してもらえないと思い込んでいる。能力や体力が無いなど、世間から見過ごされている人が、発達界隈には多いからだと思っています。(あくまでも私は。)

そうした人たちの多くは発達障害を持つ成功者やインフルエンサーに対して嫉妬したり、キラキラ系発達障害者と馬鹿にしたりします。

そうした姿を見ていて、発達障害者である自分は、「今の自立した自分の姿は発達界隈の人から見たらキラキラ系発達障害者の枠なのではないか?」と思い悩むようになりました。

今の自分というのは今までの努力の積み重ねで来れたものですが、その努力の裏には実家の太さとか、一人暮らしへつなぐための福祉の支援とか、自分自身の体力とかまあ色々と環境面と自分の能力面が大きく絡んでいるところもあり「発達界隈の人からしたら運が良いと思われそう。」と感じてしまうのです。

もちろん自立して毎日しっかり生活できていることはいいことなのですが、どうも発達界隈のことを考えると「今の自分には発達障害関係あるのかな」と思うことが1週間ぐらいありました。

自分のアカウントについて

でまあ自分は発達障害者(アスペルガーことASD)なのですが、最近は発達界隈にそこまで突っ込むことは無いしどちらかと言うとゲームとか最近だと競馬とかまあ趣味の話がメインで呟いているわけなんですけど。

発達障害で生きる以前からそういう感じのアカウントだったので発達障害の話をし始めると少々敬遠されてしまうのかなあとは思っていましたし、自分自身もあまり発達障害の話は理解して欲しいという気持ちはあるもののゲームとかで繋がった人たちから障害者という目で見られることは警戒していました。

自分が発達界隈に足突っ込んでいたのは会社を辞めていたころぐらいですが、そんな頃でもいつもと同じように趣味の話とかいろんな話をしていました。発達障害の話ばかりするのは以前のアカウントから大きく変わってしまうおそれはあり趣味+発達障害という感じのアカウントにはなっていました。

最近になって昔ほど発達障害の話はしなくなり、困りごとも少なくなりつつはあり、昔の自分と比べれば大きく成長したとはいえアスペルガーであるという事実は変わらないため、発達界隈の現状を見ては「発達界隈の人達は明るい人ばかりではないし、生活がしっかりしている人ばかりではない。(特にASDの人にはその傾向が強い。)でも自分はアスペルガーである。アスペルガーの人は陰で辛い思いをしている人が多いのに自分は自立して生活がしっかりできている。じゃあ自分はいったい何者なんだ?」と思うようになりました。

発達界隈について思うこと

でまあ発達界隈についてはネガティブな人が多いというのは先述の通りなのですが、なんというか私のように成功している発達障害者(まあ自分はそこまで発達障害を売りにしてはいないが)とか発達障害インフルエンサーというのは妬まれたりする傾向があると思います。

というのも外的環境が良かったり、発達障害とは関係ない要素で恵まれていたりするからだったりします。

例えば「発達障害を強みに変える」というのが少し前に炎上した話題なのですが

「空気が読めないのが私の強みです。」と言ったらそりゃ社会では批判されるでしょう。

空気が読めない、コミュニケーションが苦手、落ち着きが無い……それを強みに変えるとは言ったって人と関わる場においては空気が読めないことはどう考えても弱みですし、落ち着きが無いのは集団意識が薄いわけですから強みと考えても結局は社会では役に立ちません。(まあその社会を変えていくのが役割ではあると思いますが。)

そうした発達障害の症状で苦労をしてきたからこそこうした発言は発達界隈ではやや否定的に捉えられますし、そうした症状を強みと理解してもらえる場も少ないわけですから尚更「強みに変えられるのは運が良いだけ」と言われてしまうのかもしれません。

自分自身の立場を考える

こうした発達界隈の人達を見ていると、発達障害の人の生きやすさは若干環境ガチャな部分あるのかなと思ったりもしています。

福祉の支援も良いところにたどり着けるとは限らないですし、個人の能力も人それぞれ異なりますし……

しかし、自分は今の立場に辿り着くまでには色々な苦労はありました。

そしてそれを日々の努力とか問題への対策を講じることで乗り越えていったりととにかく毎日頑張った結果今に至っていますし、今も努力を欠かさずしています。

そしてその頑張りに対して嫉妬の感情を持たれると「頑張っている自分を否定されている」みたいな気分がして嫌になります。

ですので、妬むよりかは褒めてもらえる方が自分はちゃんとやれているんだと思う気がします。

まあなんでもマイナスに捉えないで欲しいなとは思いますけど、そういうと「頑張らなきゃいけないんだ。」とか「努力できない人もいるんですよ!」とか返ってきそうなんですよね。しかし、自分のことをしっかりやっていることに対して自分のことを知らない赤の他人が色々と難癖を付けないで欲しいとは思いますね。

たとえ自分がアスペルガーであることに変わりはないとしても、人間みな成長はしていくので、そこは温かく見守るべきではないでしょうか。

まあ最後になりますけど発達界隈は発達障害にこだわりすぎてあまりねちねちしないで、自分自身のことを考えて生活すればいいんじゃないですか?なんでもネガティブに考えるぐらいなら自分を見つめて行動しろと思いますかねえ……(正直何とも言えないけど)

*1:毒親:過保護や暴力等で子供を支配したり、子供の面倒を見ずに自分の事ばかり考えがちな親の事。