前回↓
2020年3月より連載し、part20まで続けてきた人生を変えたジャンル。
約2年もの間投稿を休んでいたこともあり一部では「ネタ切れか?」などと言われることもあったが、今回再び投稿をさせていただこうと思う。
この連載を休止していた間、2023年になり新型コロナウイルスは5類感染症(インフルと同等)へと移行された。
それにより、マスクの着用は個人の判断となり、私も着用することは少なくなっていった。
そうした生活様式の変化によってコロナ禍以前の生活へと戻っていった。
そんな中、Nintendo Switch Onlineの追加パックにて配信されているゲームボーイアドバンスにてこの度ファイアーエムブレム烈火の剣という私の人生を変えた名作が配信された。
このことが影響して今回再びこうして筆を執らせていただくということになったのだ。
さて、前置きもだいぶ長くなってしまったので本題へと移ろう。
今回紹介するのは「魔法少女まどか☆マギカ」
2011年1月から4月にかけて放送された深夜アニメだ。
主人公の鹿目まどかはある日夢の中で魔女と戦う少女暁美ほむらと出会う。
魔女に苦戦するほむらを前に謎の生命体「キュゥべえ」がまどかに対して魔法少女になるよう契約を求める。
そんな夢から覚めたまどかのクラスに転校生がやってくる。
その転校生は夢の中で逢ったような少女なのであった・・・
というストーリーから始まっていき、物語が進むにつれてじわじわと人気を集めていくことになる。
タイトルから感じ取れるポップな見た目とは裏腹なダークなストーリー展開はこれまでの魔法少女アニメは一線を画しており、幅広い層のアニメオタクからの支持だけでなく、文学研究者などからも研究の対象として取り上げられることもある。
近年では大学の教材として取り上げられることもあり、「まどか☆マギカには小説技法の全てが詰まっている」とまで言われることもあるそうだ。
また、最近では本作のOP曲「コネクト」があるMAD動画にて使用され、話題になったことも記憶に新しい。
今回もこれまで通り私とまどか☆マギカとの出会いから当時を振り返りつつまどか☆マギカがいかにして人気になっていたか語っていこうと思う。
魔法少女まどか☆マギカとの出会い
さて、私とまどか☆マギカとの出会いは確か1話放送時からだったように思われる。
というのも当時私の友人が携帯でまどか☆マギカを見ており、その時の印象として「普通の魔法少女もの」というイメージだった。
私にとってその当時の魔法少女まどか☆マギカに対して感じた印象はむしろ魔法少女リリカルなのはのようなイメージがあった。(見たことは無いけれど友達の友達が田村ゆかり*1好きだったこともあってなんとなく知っているといった感じ)
ということもありまどか☆マギカはリアルタイムで放送している時は正直あまり興味を持たなかった。魔法少女モノは男子が見るイメージが少ないというのもある。
そんな中で3話が放送され、その展開からじわじわと話題になるにつれまどか☆マギカの話題を聞く機会も多くなった。
所謂「マミる」*2などといったワードもよく耳にするようになったが、私の中でまどか☆マギカが大きくヒットしたと感じるようになったのは6話の「こんなの絶対おかしいよ」からだと思う。
インパクトの強いタイトルであるとともに、ソウルジェムやキュウべえの正体など様々な謎が明らかになった話でもあり、ラストの展開は大きな話題を呼んだ。
そしてこの頃からニコニコ動画でも数多くのMAD動画や二次創作が生まれ、まどマギブームは大きくなりつつあった。
そして物語がどんどんダークな方向へと進むにつれて期待が高まる中、東日本大震災が発生した。
当時震災の影響のない関西地区では関東圏より1話先に放送され、関東地区では震災後しばらくして最終話まで一挙放送されることが新聞の全面広告にて大々的に発表されファンの間では大きな話題となった。(放送内でたびたび宣伝された謎の白い液体*3などもネットでは大きくネタにされた。)
しかし私がこうしたブームの中でまどか☆マギカに触れるのは随分あとになっての出来事であり、6月頃にニコニコ動画にて一挙放送が行われると(友人にすごい勧められたこともあり)テスト期間ではあるものの一気見した。
やはり初見時の印象は辛かった。なんというか各キャラクター重たい部分はあり魔法少女モノという可愛いイメージとは違うものを感じた。ただ、これまでの魔法少女モノとは思えない先の読めない展開や伏線回収は徐々に引き付けられた。
そして私自身魔法少女というものに関心を持つきっかけにもなった。ファイアーエムブレムにおいて魔法ユニットが好きというのも単に攻撃モーションが好きというのもあるのだがまどか☆マギカの影響が強いであろう。(ティロ・フィナーレとかつい言っちゃうし。)
まとめ
そんなわけで久々の人生を変えたジャンル、いかがだっただろうか。
まどか☆マギカは今となっては10年以上前のアニメ作品となってしまったが、それでもなお色褪せることのない名作であり、何度繰り返し見ても面白い。
前述した通り物語の展開や伏線回収などは綿密に作りこまれており、物語を作る人とかは見ておいた方がいい一作だ。
アニメ放送から10年を迎えたまどか☆マギカは新作映画として「ワルプルギスの廻天」の公開も予定されており、これからもその人気は絶えないだろう。(今年はスマスロでの展開も予定されており初代以上に人気が出ることも期待している。)
これからまどか☆マギカを見る人はなるべく最後まで見てみることをお勧めする。結構ダークな展開が多い作品だが、見ればはまること間違いなしだ。
予告
そして今回久々に人生を変えたジャンルを書かせていただいたのだが、実はもう一つ計画しているものがある・・・
人生を変えたジャンルpart22:五等分の花嫁編 執筆決定。
最近原作を読み終えたこともあって五等分の花嫁について色々と語らせていただこうと思う。
人生を変えたジャンル:五等分の花嫁編は8月頃公開予定。お楽しみに。