前回↓
前回のあらすじ
5月の日本ダービーにおけるスキルヴィングの死をきっかけに
初めて東京競馬場へと向かったpira
初めてのシンカンセンスゴイカタイアイスとの対面や
コロナ前以来となる蒙古タンメン中本を食べ腹をすませ、いよいよ東京競馬場へと向かうのであった。
競馬博物館へ
中本を食べ終え、私は競馬博物館へと向かいました。
途中明大前駅を見ては「これがあのめぇでぇめぇか」とか思いつつ府中競馬正門前に着きます。
駅を降りると目の前に東京競馬場の入り口があり、「いや玄関開けたらサトウのごはんか!」とか思ってびっくりしましたね。
駅構内には「競馬予想行為を禁ず」なんて看板があったりして軽く笑ってしまいました。
そして門を眺めつつ
しばらく歩き競馬博物館に着きました。
1日目となる金曜はこの競馬博物館全体を回っていくことにし、土曜にレースを見ていこうという形で来たわけだったりします。
この日は白毛図鑑という白毛馬を紹介する特別展示がプレオープンという形で公開されており、中に入ると大きなソダシの像がいました。
ソダシを眺めたところでまずは顕彰馬のコーナーから見て回ることにします。
顕彰馬とはJRAの発展に貢献のあった馬を讃えるための場所で今年度になりアーモンドアイが新たに顕彰馬に選ばれました。
そのことを記念してかアーモンドアイの特別展示がされており、実際にルメール騎手が使用した鞭や帽子が展示されていたり、アーモンドアイの功績をたたえる展示となっていました。
その後は各顕彰馬を眺めていくことになります。
順路を間違えたのか過去へと遡っていく感じに見ていくことになりキタサンブラックやオルフェーヴルなどといった馬からウマ娘でなんとなく名前知っている馬などずらーっと並んでいく中で途中からだんだんと古い馬ばかりになっていてすごい馬なんだなーという感情しか出てきませんでした。(セントライト記念の元のセントライトとかトキノミノル*1とかここで初めて知ったような気がします。)
そしてリーディングサイアー*2の掲示板を眺め、サンデーサイレンスとディープインパクトは種牡馬として強いんだなーと思いました。(どちらもダビスタだと種付料が高い)
顕彰馬を見た後は、次に白毛図鑑を眺めました。
白毛馬の成績などを見るとやはりソダシは圧倒的に賞金を稼いでおり、すごいなーと思いました。
その後は日本ダービーの歴史を振り返ったりなんかしつつ、現在の時期に日本ダービーをやることに対して創設時に議論されたことがあることを知り改めて青葉賞とダービーの間隔や日程等について深く考えさせられました。
また東京競馬場の年表などを眺め、皇室の行幸の歴史についても学び
そして馬の骨格などを眺めました。
それから2階へと上がり
こちらも世界の競馬の歴史や日本における競馬の成り立ちなんかが紹介されていたりして見ごたえがありました。
ゲートを開く体験とかもあったりしましたが、中でも三大始祖*3を辿るパネルとか面白かったです。
そして過去のレース映像を見ることができるアーカイブブースみたいなところもあり、(何度も見ているけど)オルフェーヴルの最後の有馬記念を見たりなんかしました。
そして2階にはソダシを中心とした展示が置いてあり桜花賞の勝ち鞍を見ては「あの時のソダシ綺麗だったなぁ・・・」と思いに耽ったりしていました。
そうこうしている間にあっという間に時間は過ぎ去っていき所要時間1時間のところ、2時間ぐらい滞在していたり、結果的に閉園時間ギリギリぐらいまでいた感じになってしまいました。
そして私は再び新宿へと戻ることになります。
part3へ続く。
*1:トキノミノル:1948年生まれの牡馬、無敗のダービー馬として10戦10勝の成績を持つが、ダービーから17日後に破傷風にて急死。競馬ファンの間では「幻の馬」と呼ばれている。東京競馬場には功績を称える像が建っている。
*2:リーディングサイアー:その年に活躍した産駒の種牡馬の獲得賞金の合計額による順位
*3:三大始祖:サラブレッドの父系の血統を辿ると辿り着くバイアリーダーク、ゴドルフィンアラビアン、ダーレーアラビアンの3頭のこと。ゲーム「ウマ娘プリティーダービー」においては三女神という形で登場する。