piraです。
先週はワクチン接種3回目ということでお休みさせていただいていたわけなのですが、
実際筋肉痛ぐらいしか副反応は無く、何事もなかったかのような感じではありました。
今週からまたいつものように週末にはブログを書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。
本題
さて、今回のテーマは「Eテレの改編とテレビのあり方」についてです。
今年度からEテレは大きな改編がありました。
昨年度放送していたいくつかの番組が終了し、朝の放送時間帯に変化があったり、
昼の時間帯の「おかあさんといっしょ」が16時から18時になったり、
それに伴って夕方~夜の時間に放送されていた番組も時間帯が調整になり、
昨年度まで木曜20時に放送されていたバリバラが金曜22時半となったことで金曜ロードショーの裏番組となったりなどなど……
今年度の改編はかなり大きなものだと思われます。
そしてEテレの改編と同じぐらいテレビ業界を騒がせているのが「TVer*1の一部番組のリアルタイム放送の開始」です。
これにより、PCやスマホからでも民放のテレビ番組が見逃し配信のみならず、テレビ放送と同じように視聴できるようになったわけで
いつでもどこでもテレビ番組を見ることができるようになったわけです。
この2つの出来事によってテレビはこれからどうなっていくのかを今回語っていこうと思います。
テレビ、見てますか?
まず最初に皆さん「テレビ、見てますか?」
実際ほとんどの方が見ていないと思います。
実際私もほとんど見ていなかったりします。(毎週見ているのはバリバラか鉄腕DASHかマツコの知らない世界ぐらいだったり)
日本トレンドリサーチが2021年に行った調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000453.000044800.html)によると、
20代以下では62%の方がテレビを見ているのに対して、60代・70代と年代が上がっていくにつれて見ると答える方が増えていくということからもわかるように若い人ほどテレビを見ない傾向というのは強いみたいです。
実際ネットやSNSを利用する世代というのは若い世代が多いということからもわかるように彼らにとってテレビと言うのはいわば古いコンテンツなわけで、普段からテレビを見る人と言うのは今ではこのデータよりやや低いのではないかと思っていたりします。
そして、自分がここ最近思うこととして「テレビはラジオと同じ道を辿っている」ということです。
これは最近テレビ放送のマニアみたいな人とかをTwitter上で良く見るようになったことも影響していたりします。
彼らは放送局だったり新聞のテレビ欄だったりテレビCMだったりスポンサーだったり……
そういうところまでテレビを見ていたりするんですよね。(まさにテレビ業界の研究家みたいな感じで。)
そういった普段テレビを見る層と言うのがややマニアックな人達ばかりという印象を自分が受けており、SNS上においてテレビを見ているという人はむしろこっちよりの人が多いように思われたりします。
これって今のラジオ放送もそんな感じがしていて実際ラジオも聴取率の低下から「radiko*2」のサービスがスタートしたこともあり、実際ラジオ放送を聴いている人も周りでは見ないですし(とはいいつつオールナイトニッポンとかはまだまだ勢いあるイメージだが)
テレビ放送と同様にラジオ放送について研究しているマニアみたいな人は古くからいるみたいな印象はあったりします。
そういったように、テレビ放送もラジオ放送も好んで見る人はむしろマニアみたいな人だけなんじゃないかなというのが私個人の意見だったりします。
おかあさんといっしょ
とまあだいぶ長々と語ってしまったのですが、ここからEテレの改編についていくつか触れていこうと思います。
まずは「おかあさんといっしょの放送時間変更について」
先述の通り16時から18時となったわけなり、これは放送が始まって以来初めてのことだそうです。
これに関してNHK側は「共働き世代が増えたことにより、家庭の生活実態に合わせるため夕方の編成を変更した」と述べています。
実際この放送時間の変更に関してワーキングママ*3からは好評ではあるものの、専業主婦層からは18時は夕食の時間帯であり、生活ルーティンが変わってしまうといった意見が見られたりしました。
こうしてみると専業主婦層からは否定的な意見がありつつもワーママには好評であることを鑑みると、始まったばかりということもありますが今回の改編は概ね良いということでしょう。
まあワーママの生活スタイルに合わせるというのは慣れない部分もあるでしょうが次第に慣れてくるはずなので、否定的な意見はだんだんと減ると思います。
金ローの裏番組、それに伴う弊害
そして今回自分が大きな影響を受けているのが金曜ロードショーの裏番組と化したバリバラですよ。(正直煽りで言ってる部分強いんですけどね。)
それこそ金曜ロードショーの裏と言う時間帯見る人いるのか?って話なんですよね。
そもそもレギュラー放送のバリバラ自体知らない人多いイメージだし、
金曜ロードショーの裏という厳しい時間帯になったなーと思います。
実際金ローの裏ってなかなか見づらい時間帯だと思うんですよね。
金曜9時になってからMステ見なくなりましたし、金曜10時台のドラマも金ローと重なると金ローに行っちゃうし、金ローの裏ってのは難しい時間帯だし、ましてやバリバラなんか見る奴おらんやろとそう思っていました。
というわけで初回を見ての感想なんですけど、そこそこ見ている人がいた感じでした。
ただテーマがテーマなだけだったのかなって部分もあったりしました。(この前はセルフプレジャー*4がテーマだった。)
で、金ローの裏になってからの初回はああいう感じの内容だったんですけど、ここで一つ弊害が発生してしまいまして。
それは「再放送の時間帯」です。
前年度までは木曜20時がレギュラー放送で、土曜の深夜に再放送というスケジュールだったわけなんですけど。*5
それが今回火曜の15時半という時間帯になったわけです。
そしてこの時間帯、実はいないいないばあの前になるんですよね。
これにより、いないいないばあが放送される前に待機していたママさんから「性の話題をしないでほしい。」と言った意見が見られたりなんかしました。
これに関してはたまたまテーマがあれだっただけだからバリバラが悪いとは言えないんですけど、まあ放送時間についてはEテレ側はもうちょっと考えられたのかなって部分はあったりします。
まあ再放送の時間帯は普段仕事しているからツイート見る程度に留めておきますけど、24時間テレビの裏番組と言われ続けているバリバラが毎週金曜ロードショーの裏で日本テレビと戦っているのを生暖かい目で見守ることにしていくことにします。
毎年毎年24時間テレビの時しか盛り上がらない障害者の話題なんてバリバラ共々クソくらえって思っているので、もっと注目を集めてほしいと思っています。そうならないから自分は発達障害って病気の治し方を教えてほしいとずっと思っているんですよ。わかってますか?
TVerのリアルタイム放送
そしてEテレと同じくテレビ業界に影響を与えそうなのがTVerのリアルタイム放送なんですけど、これはもっと普及してほしいですね。
実際家にパソコンやスマホがあってもテレビが無いという人も中にはいると思います。
そういう人でもテレビを見る環境ができるということは視聴の敷居が大きく下がると思っていたりします。
そしてこのリアルタイム放送にはテレビ東京も参加しており、地方民でもテレ東の番組をリアルタイムで見れるようになるということでネットからは歓喜の声も上がっていたりします。
今年から始まったリアルタイム放送ですが、これをきっかけにテレビに注目を集めてほしいと思いますね。
まとめ
ということで、テレビのあり方について語っていったわけなんですけど
Eテレの改編は今のところ成功するか失敗するか微妙ですね。
金ローの裏に関しては少しずつ認知を広げていくしかないか金ローには勝てないって諦めるかしときます。
テレビに関してはもはや古いメディアかと思われているし、たまにすごい放送とかしてSNS上で突発的に盛り上がり、そこから固定視聴者を集めていってほしいです。
ただバズ目的で放送して集まったのが24時間テレビの裏のバリバラだったと思っているところがあるんですよね。
それこそ桜を見る回とかもそうなんですけど番組制作側は障害者のこと考えてるのかな?と疑問に思ったりしたところがあったりしてそこが不満を感じているところだったりします。
だからこそテレビはテレビとしての面白さを残しつつ
この新たな時代にテレビの視聴人口を増やしていければと思っています。
*1:TVer:民放テレビ局による番組無料公式ポータル。PCやスマホにて過去にテレビ放送された番組の見逃し配信を行っている。
*2:radiko:パソコンやスマホ上で位置情報を利用してその地域で配信されているラジオを聴取することができるサービス。
*3:ワーキングママ:働きながら子育てをするママさんのこと。ワーママ。
*4:セルフプレジャー:自分自身の性的快感を追求すること。要はオ〇ニーである。
*5:余談だが、深夜帯に24時間テレビの裏でバリバラの放送が行われていたのは再放送の時間帯であったからだと思われる。今年度からは放送時間帯が被ることが無いが特番とかを組むんじゃないかなと個人的に思っていたりする。