前回↓
今回は後編になります。
後編ではあの2日間のこと、そして今後の事について話そうと思います。
あの2日間について
まずあの2日間、土曜日の朝から物凄い憂鬱でした。
その前日、前夜祭って言いながらスペースをやっていたわけなんですけれどまあ相変わらずのスペース参加者0人で、これ本当に大丈夫なのか?という気持ちを持ちながら目が醒めたわけでかなり良くない表情でした。
目が醒めてからは「また今年も来てしまったのか・・・」と思い、もう何にもする気が起きなくなってしまっていて
Twitterはフォロワー4桁いるのに誰からも反応が来ないからおもんないとかゲームおもんないとかもうその日はずっと独り言で「おもんない、おもんない」と呟きつつ、何もやる気が起きないのでその日はほとんど寝てばかりだった気がします。
そこから夕食にカレーを作ってすることもないのでスペース開始時刻までのんびりとTwitterを眺めていると24時間テレビ放送開始辺りからバリバラで検索かけていたら昔フォロワーさんだった人が私のフォロワーがかつて書いたnoteを引用して呟いていたのを見つけました。
その人のツイートを見てから、軽く宣伝でもするかみたいなノリで「これまでの夏の終わり」をツイートしたところまあ多くの反響をいただくことになり、
結果としてPV数はあの2日間で100を超えたことになりました。
これはおそらく今までのブログの瞬間的なPV数としては過去最高だったような感じがして、正直驚きました。
それと同時に少し恥ずかしい気持ちにもなりました。「みんなもしかしてあの怪文書も見ているのだろうか・・・?」と。
実は私はあの怪文書以前にかつてファイアーエムブレムif*1が発売されたころに痛々しい小説を書いていたことがあって、それが大学の同級生にばれアカウント特定。そして大学の居場所を無くしてしまうという事態にまで発展したことがありまして。*2
それ故に嬉しいと思いつつ「俺の声は島崎信長じゃないぞ。」とか言いながら不安を持ちながら反響がすごいと感じました。
RTやいいねの数もスペース0人とか反応が無いとか言っていた時より沢山いただいて「なんだこれ」といった感情で土曜日を過ごしていました。
そして土曜日の夜、酒を飲みながらスペースを行いそこにもまあまあの参加者がいて、(あまり話せてはいなかったけれど)ブログ経由できた人とかもいたりで「これなら大丈夫だろう」と思い日曜日のスペースにわずかな期待を感じていました。
でまあ日曜日を迎えたわけなんですけど、結果的に11人来て、ちらっと来た人とかもいたりなんかして0人という結果にはなりませんでした。本当にありがとうございます。
そしてその日のツイートも色々な方にRTしていただいたり、障害当事者の方からも「毎年裏にぶつけてるバリバラってどうなん?」という意見もじわじわと増えてきたような印象を感じ、私と同じように24時間テレビVSバリバラになってしまっている現状に疑問を持つ人から目を向けられるようになったと思います。
これは私自身似たようなことを3年続けてきてようやくこの声が届いたのかと思いました。
というわけでまああんだけスペース0人だのブログのPV数0だの言っていたのが報われたような印象になりました。
けれども。
でも自分としては「けれども」という印象でした。
というのもあの2日間が過ぎて今回のあとがきの前編を上げたころ、ブログのPVはいつものように、1件とか2件とかになってしまい、通常回はほとんど見ている方もおらずといつものような日常に戻ってしまいました。
これに関して怒るということはもうしないのですけれど。「結局今年もこうなってしまった・・・」という印象です。
ブログのPV数に関してはあの2日間あんだけ来たの正直信じられなくて、今思えば確変状態*3にでも入っていたんじゃないかという気分でした。
でまあそんな確変状態を見ていたこともあって通常回についてみていたんですけど、まあ金曜ロードショーの裏って見づらいよねって思うことに加え、「通常回とあの特番の差が激しすぎる」という印象を覚えました。
このブログを書いているとき2週分のバリバラ見ていたんですけど、なんかあれはいつもと違うという印象でした。
そして、通常回の放送を見ているとむしろこっちをやるべきだと思いました。特番の方は24時間テレビにぶつかってやろうみたいな意識が強くていつもと違うって感じだったんですよ。
私が以前から24時間テレビ裏のバリバラに対して反論をしていた時に「(Eテレは民放に喧嘩売るぐらいなら)2016年にやまゆり園の事件について24時間テレビの裏で話すべきだった。」みたいな意見を聞いて通常回を見て、最初は「いや、通常回でやっているんだけど」という印象だったんだけど「むしろ通常回の内容を本来24時間テレビの裏にやるべきなんじゃ」という印象になりました。
まとめ
そんなわけであとがきはこれで終わるんですけど、あの2日間に関して言うと「不安とは裏腹に成功した。」といった印象なんですけれど、「まだまだ変わらないだろう」と思いました。
今年は確変状態に入ったこともあり色々な意見をみることができたのですけれど、あれから2週間が経ちいつもの日常に戻ってしまったことで「少しでも耳には入ったけれど、それで変わるとは言えない」という印象です。
24時間テレビ中にも言ったんですけど「バリバラは今後5年後、10年後も24時間テレビの裏で放送するだろう」ということです。ただ、それでいいのか?と私が思うのは「結局は日本社会は24時間テレビの時じゃなければ障害者やマイノリティは注目されるのと変わらないということと変わらない」ということではあり、やっていることは24時間テレビと変わらないのではと思うしむしろアンチ24時間テレビな人ほど障害者の事なんてそんな考えていないでしょ?と思うからです。
そして来年以降はもうやらないと思います。過去のブログの引用とかスペースはやるかもしれないけれどそれでも「ミイラ取りがミイラに」みたいな結果になっているわけですし。
そしてバリバラに一つ言いたい。「金曜ロードショーの裏なんて誰も見ないぞ。」
今年度からのEテレの改編でまあ仕方ないかもしれないけれど誰一人も取り残さないSDGsとかいうのであればもう少し放送時間考えてほしい部分ではあります。(まあこれは番組編成考える人の問題なので仕方は無いですが)
ということであとがきはここまでにして、これにてシン・夏の終わりは終了となります。
改めて付き合ってくれた方々ありがとうございました。
*1:ファイアーエムブレムif:2015年にニンテンドー3DSにて発売されたファイアーエムブレムシリーズ第14作目の作品。本作は白夜王国と暗夜王国の2つの王国の戦いを描き、ポケモンさながらに2バージョン分割の商品展開が行われた。ちなみにDLCにて第3のルートであるインビジブルキングダムが配信中。2023年2月末にて配信終了となるため興味がある方は急いで買おう。
*2:当時の事をもっと話すと、自分自身のアカウント名をpira(CV:島崎信長)にしたり(島崎信長は主人公であるカムイ(男)の声優)し、それは恥ずかしい事態へと発展した。それ以降私は大学に居場所を無くし、当時は風花雪月のベルナデッタばりに授業の時以外は校内の某所に引きこもって生活していたりしていた。